山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。5月23日(火)の放送では、東大発の知識集団「QuizKnock(クイズノック)」の鶴崎修功(つるさき・ひさのり)さんが登場。自身から見たクイズに強いタレントや、数理科学の博士ならではの視点から見た「一般論の誤り」について語りました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、鶴崎修功さん
◆6年間出演した「東大王」を卒業!
鶴崎さんは今春で6年間出演した「東大王」(TBS系)を卒業しましたが、「最初は、あまり出る気はなかったんですよ」と言います。というのも当時、東京大学クイズ研究会の広報を担当していたときに、TBSから「『東大王』という番組を始めるので、出場者を集めてほしい」との依頼を受けて人を集めていたところ、「“人が多いほうが良いなら僕も行ってみるか”と思って参加したら、僕が合格してしまったっていう(笑)。まさかでした、本当に」と振り返ります。
現在では、QuizKnockのメンバーとしてYouTube公式チャンネルへの出演をこなす一方、QuizKnockのWebサイトやゲームアプリなどを手がけるプログラマーとしての一面も持ち、「片方をしているときは、もう片方の息抜きにもなっているので、(YouTubeもプログラマーも)楽しいですよ」と話します。
ここで、れなちが「“クイズに強いな”と思うタレントさんは誰ですか?」と尋ねると「『東大王』だと(フリーアナウンサーの)富永美樹さん。とにかく博識で、勉強が必要な問題も、常識問題もめちゃくちゃ強い。なんでも答えられる」と絶賛しました。
◆いったん“1”に立ち返ってほしい
そんな鶴崎さんは、4月に著書「文系でも思わずハマる 数学沼」(マガジンハウス)を出版。この本について、「数学の講義というよりは、数学に関係するお話が書かれていて、今まで数学と向き合ってこなかった方にも親しんでもらえるような、そして、数学への(興味の)とっかかりを作ってもらいたくて」と話します。
また、この著書を読んだれなちから、「この本に書かれていた『“あの人はかっこいいから、絶対に彼女がいるよ”は誤り』ってどういう意味ですか?」と質問すると、鶴崎さんは「(統計的に見れば)かっこよくても“必ず彼女がいる”とは限らない。世界中のかっこいい人を集めてきて、全員に聞けばいない人も存在するという話」と解説します。
さらにれなちが、1度つまずくと先へ進めない数学の難しさについて触れると、「“1”がわからないまま“2”に進んだときは、いったん“1”にぜひ立ち返ってほしい」と鶴崎さん。
この言葉にれなちも納得し、「これを聞いているお母さん方も、お子さんがつまずいたところを丁寧に見てあげると、(授業に)ついていけるようになるかもしれません」と話していました。
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聴取期限 2023年5月31日(水) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/darehana/