木村拓哉「失敗が多いほうが…」自分に自信が持てないと悩むリスナーに届けた言葉

木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMのラジオ番組「木村拓哉 Flow」(毎週日曜 11:30~11:55)。5月のマンスリーゲストは、書道家で現代アーティストの武田双雲(たけだ・そううん)さんです。5月21日(日)の放送では、リスナーから寄せられたメッセージに答えました。


<リスナーからのメッセージ>
キャプテン(※当番組での木村の呼称)は、いつも謙虚ななかにも自信に満ちている姿勢は、本当に人としても男性としても素敵だなと思います。キャプテンは、ご自分に対する自信をどのようにして身に付けてこられましたか?

私は、自信とは、決して威張り、人を上から目線で見る威圧的なものではなく、自信があるからゆえに、さまざまな出来事に対してどっしりと構え、寛容に対応できるのが真の自信かと思います。

“石の上にも3年”と言うように、新しい職場ではなかなか自信が持てません。(自分に自信を持つには)とにかく目の前のことを確実にこなすしかないですよね? まさに今を生きるってことですよね?(49歳 女性)



このメッセージに木村は「これ、何があったんだろう……? でも、“目の前のことを確実にこなすしかない”っていうところに、僕は引っかかりました」とコメント。

武田さんも「“こなす”という言葉は、あまりいい意味に聞こえないですね。一所懸命ではない事務的な。淡々とやるのもいいんだけど……」とうなずきます。

木村も「(物事を淡々とこなすだけだと)ケガしないじゃん? ケガをする人って、挑戦するからケガをするわけで」と話すと、武田さんは「やっぱり、チャレンジをいっぱいした人は自信がつきやすい気がするんですけどね」と同意。

木村は、自分なりの挑戦をすることで「絶対に自信がついてくると思う」と強調し、「要は、挑戦をして、その挑戦の結果がプラスでもマイナスでも、下手したら失敗が多いほうが“自信”っていう土台は固まるかもしれない。失敗をいっぱいしておけば、そのなかの1回の成功が、ものすごく意味のある成功になるというか」と力説します。

これに武田さんも「本当の自信は、実は成功からじゃなくて失敗から生まれるみたいな。すごくあると思います。確かに、経験・チャレンジの数なのかな?」とコメント。

そして、話題は武田双雲さんが提唱する「1.01理論」について。

「1.01理論」とは、日々のちょっとしたことでも良いので、まずはチャレンジをすること。武田さんは「実は、“小さな改善の大量の積み重ねが革命に代わる”っていう理論です。例えば、書道でいうと、一画目の線を書くときに、いつも少しだけ違うチャレンジをするんです。筆の持ち方やスピード、腰の回し方や指の使い方をちょっとだけ変えたり、呼吸法を変えてみたり」と説明。

そうした小さな変化がチャレンジにつながると言い、「自分にとって未知の領域に少しずつ行く」と武田さん。そして、今回メッセージを届けてくれたリスナーが、自分に自信を持てない理由については「“こなす”っていうところに原因があるかもしれない」と分析。

最後に木村は、武田さんが日々小さなチャレンジをしているように、物事への向き合い方として、「そういうことを、ちょっとしてほしいな」とアドバイスを送りました。

次回の放送は5月28日(日)です。

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聴取期限 2023年5月29日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow
放送日時:毎週日曜 11:30~11:55
パーソナリティ:木村拓哉
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/flow/

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