江原啓之「不幸の数を数えるよりも、幸せの数を数えなさい」義父との関係に悩む相談者に愛の喝!

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」

5月21日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた相談メッセージのなかから「家族の問題」に関するメッセージを紹介。江原から、さまざまなアドバイスをお届けしました。

江原啓之



<リスナーからの相談>
私の義父は裕福ですが、ケチです。そして「息子のものは自分のもの」という考えがあるのか、夫をマンションの保証人にさせるなど金銭的な負担をかけています。でも、夫は口答えしません。

義母が亡くなってから義父と関わることが増えたのですが、義父の癇癪(かんしゃく)や物欲の強さ、人を悪く言う姿などを知り、信じることができなくなりました。

義父は子どもをかわいがってくれて、お世話になることも多く、感謝の気持ちもあります。しかし、子どもに暴力をふるうこともあります。つくづく合わないと感じます。

距離を置きたいのですが隣に住んでおり、夫との夫婦関係は良好で引っ越しはできません。私はどのように気持ちを切り替えて暮らしていくべきなのでしょうか。

<江原からの回答>
江原:協子さんはご結婚されていますから、義理のお母さんもお父さんもいらっしゃいますよね。一緒には暮らしていらっしゃらないけども、どうでしょう?

奥迫:そうですね……。でも、マンションの保証人問題は親子間ではよくあることかな? と思います。私は離れて暮らしているのもありますが、やっぱりジェネレーションギャップは少しはあると思うので、ずっと一緒にいるというよりも(適度な距離感を保っています)。この方達はお隣同士なんですよね? あまり長い時間は一緒にいなくても……と思うのですが。

江原:「子どもに暴力を振るうこともある」と書いていますが、例えば叱るときにげんこつをするということなのでしょうか? だとしたら「やめてください」と言っていいと思います。きっと昔の感覚の方なのだと思います。

マンションの保証人にさせるという話も「どうせ(将来は)お前のものになるんだ」と思っているという話はけっこうありますよね。だから「それぐらいは良いんだ」と思っているという、昔ながらの考えかな? と思います。こういったときに言うのもなんですが、「権利を主張し、義務を果たさず」という言葉を、どんなときも忘れてはいけません。

相談を読む限り 、義父にはお世話になることも多く、子どもをかわいがってくれているとのことですよね。ときに暴力を振るうこともあるとはいえ、昔のおじいちゃんは、しつけでげんこつを食らわせることもありましたし、「そういうことはやめてください」と言えばいい。その他のことでは、お世話になっていることが多いということですよね。

「夫婦関係は良好で引っ越しはできません」と書いているお嫁さんたちのほうこそ、「私のものは私のもの。あなたのものも、私のもの」的な考えです。それでいて「義父のことを考えの違うケチな人」のように言ってしまうのは、厚かましいのではないでしょうか。

ここで問題なのは、義父が子どもに振るう暴力のみです。物欲の強さなどはその人の個性なので、仕方のないこと。あと、笑ってしまうのが「私の義父は裕福ですがケチです」という言葉。「裕福なんだから、もうちょっと出せや!」という裏の意図を感じてしまいます。ある程度の時代の方は、もので苦労をした時代を知っているので、倹約をする方が多いですよね。

奥迫:裕福になられたのはケチというよりも、「使うところは使う。使わないところはちゃんと倹約する」っていう、そういう習慣があった方なんでしょうね。

江原:そうですね。だから、やっぱり愛が必要です。義父はそういう苦労もされてきて、今こうやって財があって、その恩恵にこの夫婦は与っているわけですから。もう少し「お義父さん、ありがとう」という気持ちがあったら良いんじゃないかなと思います。別の言い方をすれば「不幸の数を数えるよりも、幸せの数を数えなさい」です。

江原啓之、奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「何事も“権利を主張し、義務を果たさず”ではいけません」

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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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