文教大学 Presents 誰かに話したくなる英会話。
このコーナーでは、文教大学・阿野幸一先生と一緒に、今日覚えて、すぐ誰かに話したくなっちゃう英会話を学んでいきます!
you knowは、会話やインタビューなど、口語でよく聞く表現です。
文字通りには「ご存じのように」ということですが、実際にはつなぎ言葉のように使われています。
文のはじめに使うときには、これから言おうとしていることを、相手が理解したり同意したりしてくれることを期待して、「あのね」という感じで使います。
例えば
You know, I’m busy now.
「あのね、今忙しいんだけど」
という感じです。
また、話をしている最中に、次に言う言葉を考えたりしていて、
言いよどんだ時に、「その」「あの」というようなつなぎ言葉としても使います。
Well, you know, it’s difficult to explain.
「ええと、あのですね、説明が難しいです」
この場合には、文頭、文中、文末のどこでも使えます。
スポーツのインタビューなどでは、
選手が言葉を探したり選んだりしながら話しているため、
このように単なるつなぎ言葉として使っていることが多いと思います。
そして、文末で使う you know には、
「いいかい」「わかるよね?」のように、
相手に対する念押しとして使うこともあります。
I bought a new bag, you know.
「ほら、新しいバッグを買ったんだよね」
のような感じです。
それ以外にも、唐突に話を始めるのを避けるために、
聞き手が知っていると思われるような話題を始めるときなどにも使うことがあります。
ただし、you know をあまり頻繁に使うのは、
相手にあまりいい印象は与えないため、多用は避けた方がいい言葉なので注意してくださいね。