『レニー・ブルース』

今日ご紹介する映画は・・・

攻撃的な漫談で一躍有名になったスタンダップコメディアン、

レニー・ブルースの生涯を描いたドキュメンタリー

出演はダスティン・ホフマン、ヴァレリー・ペリン
監督はボブ・フォッシー

 

レニー・ブルースは1925年生まれの実在したコメディアン。

当時はタブー中のタブーとされていた政治ネタや人種差別、同性愛などに触れ

アメリカ社会が抱える矛盾、偽善に満ちた世の中をマシンガントークで攻撃。

そんな彼の独特なショーは非難を浴びつつも次第に大衆に受けていきます・・・が、

言動を問題視した警察機関から目をつけられ、弾圧を受けることになるのです。

 

この作品では、追い詰められながらも自分のスタンスを変えず、

燃え尽きるまでの壮絶な人生を元妻、母親、マネージャーが振り返るという形で

モノクロのドキュメンタリー風に描いています。