藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。5月27日(土)の放送は、サッカージャーナリストの安藤隆人(あんどう・たかひと)さんをゲストに迎えて、お届けしました。
1978年生まれ、岐阜県出身の安藤さん。大学進学とともに取材活動を始め、大学卒業後、銀行勤めをした後にフリーランスのライターに転身。数多くの日本代表選手を10代の頃から取材し、著書には、今年2月に出版した「ドーハの歓喜 2022世界への挑戦、その先の景色」(徳間書店)などがあります。
◆安藤隆人が注目している学生選手は?
藤木:安藤さんが、今“この子はすごい”と思っている高校生はいますか?
安藤:大津高校の碇明日麻(いかり・あすま)という選手がいるんですけど、彼はすごく人間的にチャーミングで、会うと必ず挨拶をしてくれて、「今日のプレーはどうでしたか?」「僕、あのときにああしようと思ったんですけど、どう思いますか?」と僕に質問してくるんです。僕はそういうのが大好きなんですよ。だから、仲良くなった選手には「どんどん聞きに来ていいよ」と(言っています)。あと、拓殖大学の関根大輝選手というサイドバックの子がいるんですが、彼もプレーがあるごとに「見てくださってありがとうございます」と(言うんです)。
また、上にいく選手というのは「あのときのこのプレーはどうだった?」と聞いたときに、スラスラと(答えが)出てくるんです。自分のプレーを覚えているんですよね。
高見:著書にも、三笘薫(みとま・かおる)選手がそうだったと書かれていましたね。
安藤:そうなんです。三笘選手はサッカー大好き人間なので、本当に勉強しているんです。例えば、大学時代にスタメンを外れた時期があったのですが、そのときも「なぜ外れたのかを考えています」「自分の代わりに入ったサイドハーフが何をプレーしているかによって、監督が何を求めているかが分かるじゃないですか。それを見るようにしています」と。それが印象的でしたね。
ほかにも、残り5分しか出られなかった試合があったんですが、その後に話を聞いたときも、「“なぜ自分はスタートで使われなかったのか”を考えています」と言っていました。
藤木:三笘選手は、この先どこまで伸びていくと思いますか?
安藤:僕は、それこそビッグクラブに入って日本のエースになってほしいですし、それを見た子どもたちが“俺たちでも行けるんだ”と感じてもらって、もっと上を目指せる環境になってほしいなと。今、それを彼らが作ってくれているので、それを(自分でもジャーナリストという立場で)もっと貢献していきたいなと思います。
次回6月3日(土)は、「東大8年生 自分時間の歩き方」の著者・タカサカモトさんをゲストにお迎えして、お届けします。
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聴取期限 2023年6月4日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/beat/