職場でのジェネレーションギャップ…悩む相談者に江原啓之が愛の喝!

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」

5月28日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた相談メッセージのなかから「職場での人間関係」に関するメッセージを紹介。江原が、さまざまなアドバイスをお届けしました。

奥迫協子、江原啓之



<リスナーからの相談>
職場でのジェネレーションギャップについての相談です。
子どもたちも少し手がはなれ、49歳でようやく働ける環境になり、同じような年齢のパート仲間と4年間楽しく、忙しく生活していました。ただ最近、職場に30代前半の方が入ってきてから、ことあるごとに、その人の社会性のズレなどについて疑問に思うことがあります。

例えば、出社しても挨拶をせず、助けてもらっても「ありがとう」も言えない、仕事を教えてもメモすら取らない。言葉足らずで質問にも答えられないので、イラッとして少し強い口調で話したら、「○○さんに怒られました」と泣き出す始末です。社会性のなさに愕然としています。

30代前半の方からしたら、こういうのを「老害」とでも言うのでしょうか。今の高校生や大学生のほうがとても礼儀正しく、素直です。30代のゆとり世代の方が全員そういう感じではないとは思いますが……。ゆとり世代の方からすれば、私たち世代は熱血世代(?)なのでしょうか。

<江原からの回答>
江原:協子さんはお仕事や会社でも、若い方や部下の方たちと接する機会が多いですよね。いかがでしょうか?

奥迫:文章を読んでの私の印象なのですが、相談者さんはちょっと怖いのかもしれないな……と。ご挨拶ができないとか、ありがとうも言えないとか……。その方は、うまく言葉で表現できないのかな? とも思いました。もし、そうであっても、相談者さんが自分から「ありがとう!」と言っていくなど、自分からそうした姿勢を見せていくと、相手も応えてくれるのかなと。「こんなこともできないで……」と、しかめっ面でいると、相手も緊張してしまうのではないでしょうか。

江原:そうですね。

奥迫:私の場合は会社の役員なので、余計そう思われる立場なので自分から「ありがとう~!」「これできたの? すごいね!」「私はこんなことできないよ~!」などと伝えています。(年下の方は)パソコンの仕事とか、私ができないことや知らないことをたくさん知っていますし、それに対して「偉いね!」と言っています。相手がどうであろうと、私はいつも笑って「ありがとう」と言っていれば、心を開いてくれるのかな、と思っているところがあります。

江原:相談者さんも苦労されているのだと思います。ただ、重箱の隅をつつくような指摘になってしまうのですが(笑)、文章に「同じような年齢のパートの仲間と4年間、楽しく忙しく生活しておりましたが……」と書かれていますよね。これは「異分子が来た」みたいなふうに捉えられますよね。相手の立場からすると、(職場環境に)入り込めない。入った途端に「あっ、怖い……」となってしまうかも。いや、怖くならないようにしているのかもしれませんが……。

奥迫:すでにでき上がっているグループに入ることって怖いですよね。

江原:そうそう。色眼鏡で見てしまうわけではないのですが、すでにでき上がっているグループって、新参者からすると、やっぱりちょっと怖い気がするんです。もちろん、その方の社会性が足りないとか、ズレがあるとかは確かにそうかもしれませんが、同じ注意をするにしても、「こういうときはこうするものよ」など、“おせっかいおばさん”のような優しい言い方をしてみるのも大事なのではないでしょうか。そういう接し方をすれば、「〇〇さんに怒られました」と泣きだすほどではないと思うんですよ。

奥迫:言い方ひとつ、なんですよね。

江原:30代前半と49歳では、生きている年数もご飯を食べている回数も違いますからね。確かに若い人はみんな未熟ですよ。若い人であんまりでき上がっている人が来ても、ちょっと怖いでしょう? 職場にでき過ぎた人が来たら来たで、今までいた人たちが「ふん!」って態度になってしまう……という話、よく聞きませんか?

奥迫:ありますね。でき過ぎていても、できなかったとしても、どっちもどっちですものね。見るほうの色眼鏡もあるし、態度もあるし、言葉もあると思うので、相手の足りない部分を見るというよりも、良い部分を見て、「私だったら、こうしたほうが楽しいけどね!」みたいな態度でいるのはどうでしょうか。

江原:そうですね。そして、もちろん働くのはご飯を食べるためですが、私たちはご飯を食べることのためだけに生きているのではないのです。相談者さんも、新しく職場に来た若い方も、自分を成長させるために生きているのです。「できる・できない」で裁くのではなく、その視点を持ってください。愛が大事です。

●江原啓之 今夜の格言
「平和は足元から」

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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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