グローバルボーイズグループ・INIがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「From INI(フロイニ)」。毎週金曜・深夜1時からの2時間、INIの“今”をダイレクトに届けます。5月26日(金)の放送では、24日(水)にリリースされたばかりのニューシングル「DROP That」に収録された全4曲の魅力を伝えました。
(左から)藤牧京介、尾崎匠海、髙塚大夢
INIは、サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」から誕生し、2021年11月にファーストシングル「A」でデビューした11人組です。2022年12月に、ファーストアルバム『Awakening』をリリースしました。
今回のテーマになった「DROP That」は、INIの4thシングルです。番組前半に登場した藤牧京介、髙塚大夢、尾崎匠海と、後半に登場した西洸人、許豊凡(シュウ・フェンファン)、後藤威尊が、それぞれ2曲ずつ解説。藤牧京介と西洸人が作詞を担当した楽曲もあり、難しかった部分やこだわった点なども紹介しました。
――メンバーによるニューシングル『DROP That』全曲解説
◆1曲目「FANFARE」
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藤牧:今回の4thシングルのタイトル曲ですね。この曲のお気に入りポイントは何ですか?
髙塚:ブリッジ!「遥か遠く~♪」のバックの、ドゥルドゥッドゥ~のところ。匠海が真ん中の振りもいいよね。
尾崎:あれは、気持ちいいね(笑)。俺は最初(イントロ)かな。デェレレデッデ~!
藤牧:あの“ロック感”ね。
尾崎:(ロックサウンドの)「HERO」と「FANFARE」で、ライブのパターンも増えるんじゃないかな。
藤牧:いままでの曲とは全然違うし、INIにとっては新しい挑戦だよね。
尾崎:どう捉えられるか怖かったけど、進化するための挑戦だったね。
藤牧:振り付けについては何かありますか?
髙塚:Bメロの(松田)迅と京介のところ。それまでは大人数で踊っているけど、そこで2人になるんだよね。
尾崎:あそこの(MVの)カメラワークもいいよね。
髙塚:下からのね。
藤牧:あそこは俺も好きです。かけ声もあるし、盛り上がりやすい曲になっていると思います。MVも観てみてください!
◆2曲目「Let’s Escape」
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藤牧:この曲は、わたくし藤牧京介が作詞に挑戦させていただきました! 全部じゃなくて、作曲家さんと一緒に作っていたんですけど。この曲のお気に入りポイントはどこでしょうか?
尾崎:サビのメロディーがいいよね。
藤牧:明るいよね。
尾崎:この曲は個人的に好き!
髙塚:たしかに(尾崎に)合ってる!
藤牧:たしかに似合う! 大夢は?
髙塚:やっぱり歌詞ですかね~(笑)。曲にはめるのが上手いなと思った。歌っていて心地いいパートが何個かある。
藤牧:本当ですか!? うれしいね!
髙塚:(後藤)威尊のパートの「惹かれる場所にただ♪」と、「行こうか♪」、「空っぽな時間も 君と一緒なら♪」のところが好きです!
藤牧:うれしいですね~……「行こうか」に関しては、俺じゃないけど(笑)。
髙塚:ごめん!
藤牧:全然! そこも、一緒にやっていったんですけどね。
尾崎:でも、メンバーが作詞するのいいよね。気持ちよく歌えますね。
藤牧:たしかにね。作詞は自分にとって初めての挑戦だったんですけど、難しかったね。どこを重要視するか、とか……。作曲家さんはリズムを重視するんだけど、俺にも「こうしたい!」と思うところがあって……でもリズムって大事だから、「こっちにしましょう」ってなったりとか。でも、それでリズム感が生まれたし、どっちがどう、という話ではないんだけど。勉強になりました。今後も、こういうことにもチャレンジしていきたいなと感じました。だから、個人的にも思い入れの強い楽曲になっています。明るい楽曲で、誰かの背中を押せたらいいなと思います。
(左から)西洸人、後藤威尊、許豊凡
◆3曲目「INItialize」
許:この曲はデモを聴いた段階で、イントロからINIにはいままであまりなかったキレイめな曲調なのかな、と思いきや、サビからロックな感じになって。1曲の中に、いろんな魅力が詰まっています。コーラスの後半「We go, INItialize~♪」のパートは、ライブとかでみんなで一緒に歌いたいなと思います。
後藤:共感! 僕もそのパートめちゃくちゃ好きです。(ほかにも)コロっと曲調が変わったり戻ったり……その戻る瞬間のプリコーラスのところも、「鮮やかに咲いた Rainbow♪」とかは、引き込まれるというか何回聴いても楽しいです。あと、2番のサビ前の「Hey! 答えはきっと♪」の入る前の、“んーーー♪”みたいな(笑)。それも好きです。豊凡が言ったように、みんなで歌いたいね!
西:たしかに! 盛り上がるよね。「この曲がタイトルでもいいぐらい好き」と言っていたメンバーも多かったよね。サビも、みんなで大きく手を振ったりできそうだし、ライブでやるのがすごく楽しみです。2番でビートの感じが変わるところがあって、いい味になっています。豊凡も言った通り、最初はしっとり系の曲かな、と思ったらサビで盛り上がって、2番ではちょっと重い感じになったり……そういうところが魅力だと思います。レコーディングは順調でした?
許:この曲に関しては順調でした。
後藤:僕は……まあまあでした。
全員:(笑)。
許:あと、この曲に関してはタイトルがいいですよね。グループ名が入っているし、縁起がいい!
西:たしかにね(笑)。この曲は、(タイトルの)見た目だけでもインパクトがありますよね。
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◆4曲目「DROP」
後藤:一番の注目ポイントは、作詞が西くん! 西洸人が手がけて、楽曲の完成度を高めました!
西:めちゃくちゃ恥ずかしいわ(笑)。
許:本人の紹介(コメント)が聞きたい!
西:そうですね、どういう曲になっているか……結構、気軽な気持ちで聴いてほしい曲ですね。“全てを投げ出して、とりあえず一緒にドライブでもして楽しもうぜ!”みたいな。テーマが“ドライブ”なので、仲のいい友達と1台の車に乗り込んで、一緒にサビの「DROP 邪魔する物は♪」を歌ったりして、めちゃめちゃ盛り上がってほしい!
後藤:作詞のことも聞きたい!
西:デモ音源のクオリティがすごく高くて、音の使い方が繊細だから、自分がどういうアプローチで日本語の歌詞を書いたらいけるのか……結構悩んで、寝れなかったですね(笑)。
後藤:目の下にクマを作って、めちゃくちゃ考えて……その上で練習もあったから、俺らから見ても「西くん、めちゃくちゃ頑張ってるな……やりすぎじゃない?」って心配になったぐらいでした。
西:しかも、最後の詰めのときが、ちょうど「FANFARE」のレコーディングと被っていて! 「FANFARE」は結構激しいじゃん。だから、意識飛びそうになってた(笑)。作詞以外でも、僕は曲がシンプルに好きですね。
後藤:ね! いいですね!
西:いままでとはちょっと違うボーカルラインの感じだったり、ラップが激しめに入っていたりするんだけど。途中のバースのボーカルが……ここにもちょっと転換っぽいものがあって、キレイめというかちょっとおしゃれなグルーヴィな感じで、そこもすごく好きですね。あとは、2バースめの入りも、ラップじゃなくてボーカルなんだけど、どっちも偏りがないというか。そういうところが、僕は好きですね。
許:僕は、この曲のボーカルのパートがすごく好きですね。レコーディングのときも、歌っていて気持ち良かった。「こういうのを歌いたかったんだな」とめっちゃ思ったし、ラップもボーカルも光っている曲だと思う。
西:豊凡の歌い方とか声質は、この曲に合っているよね。
許:ありがとうございます!
西:歌詞を書いているときに、「このパートは豊凡が合うんじゃないかな」と思っていたところが豊凡だったから、「おーきたきた!」みたいな(笑)。
許:うれしい!
後藤:そういうのあるんだね! この曲は、のれる部分から始まりーの、2番とかブリッジの部分ではおしゃれにガラっと変わって、自分はそこでドライブしてる気分になった。夜の街を、みんなで走っているのが思い浮かんだ。歌詞で「おーっ!」となったのが……マニアックやねんけど、「進む More deep♪」のところが気持ち良すぎて! そこで、アクセルを踏む感じがして……そこからの西くんのパートもたまらないですよね。
西:(笑)。詞の内容もわかりやすくて、あまり難しいことは言ってないんだけど……逆に簡単にしすぎるのもどうかな、というのがあって難しいポイントでしたね。わかりやすい分、情景も浮かびやすいだろうし、盛り上がれると思うので、ぜひ安全運転の範囲内で盛り上がっていただきたいですね!
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――番組の最後に語っていたこと
西:今回は、(前回のシングルリリースから)期間が空いたので、……。
後藤:楽しみにしてくれていた方が、いっぱいいると思うんだよね。僕たちもその期待を裏切らないように、というか……。
許:新しい一面を見せられたと思います。
西:ぜひぜひ! いっぱい聴いていただきたいですね。
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この放送の「聴き逃し配信」は、
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<番組概要>
番組名:From INI
放送日時:毎週金曜25:00~27:00
パーソナリティ:INI
番組Webサイト:
https://audee.jp/program/show/59121