ヒコロヒー×奇妙礼太郎「HOPE feat. ヒコロヒー」で初コラボ「歌詞を見た瞬間、少し涙が出ました」

お笑い芸人・ヒコロヒーがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「トーキョー・エフエムロヒー」。週末を控えた金曜日のお昼。仕事や学校も、あともうひと頑張り……という時間に、ヒコロヒーがトークと自身のセレクトする音楽で、ちょっとだけ“潤い”をお届けするプログラムです。

6月2日(金)は、ミュージシャンの奇妙礼太郎さんがゲストに登場。ヒコロヒーが参加した新曲の制作エピソードを語ってくれました。

(左から)奇妙礼太郎さん、パーソナリティのヒコロヒー


奇妙礼太郎さんは1998年から音楽活動をスタートし、今年で活動25周年を迎えます。これまで、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団、天才バンド、アニメーションズなどのバンドを経て、2017年にソロメジャーデビュー。6月21日(水)には、音楽活動25周年を記念してアルバム『奇妙礼太郎』をリリースします。

アルバムには菅田将暉さん、羊文学の塩塚モエカさんに加えて、なんとヒコロヒーも参加!収録曲「HOPE feat. ヒコロヒー」は、6月7日(水)に配信リリースされます。リリースに先駆け、番組では「HOPE feat. ヒコロヒー」を初オンエアしました。

◆交流のきっかけはラジオスポンサー

ヒコロヒー:実は奇妙さんとは、これまでも何度かお会いしております。最初のきっかけは何でしたっけ?

奇妙:家でヒコロヒーさんのラジオをほろ酔いで聴いていて、「番組のグッズが欲しいな」と思ってホームページを見たら、スポンサーになれるって書いてあったんです。

ヒコロヒー:そうやそうや!

奇妙:宣伝するものがなかったけど、奇妙礼太郎という名前でスポンサー権を買ったところ、次の週に(番組内でヒコロヒーさんに)名前を言ってもらったんです。だけど、そのときは酔いも覚めていたので「なんかよくないぞ」と思って(笑)。

ヒコロヒー:(笑)。

奇妙:ちょっとズルいことをした気がしました。

ヒコロヒー:ズルくはないです! 当時、配信系のラジオをやっていて、あれって2、3年ぐらい前ですよね? 誰も聴いていない前提で喋っていたんですよ。そこへ急に「奇妙礼太郎presents ヒコロヒーのストロベリーワンピース」っていうラジオタイトルを(番組内で)言うことになって「ええ~!?」って。

もともとSNSでは相互にフォローし合っていたり、いいねを付けるぐらいの交流はありましたけども、そこまでバチンとしたものはなくって。「うわあ! 奇妙礼太郎や! スポンサーになってくれてんねんけど!」と現場は大騒ぎでした。

奇妙:(笑)。

ヒコロヒー:大騒ぎした甲斐があって、奇妙さんからも「すんません」みたいな連絡をくださって。そこからトントンと会うことになりましたよね。

◆奇妙礼太郎の歌詞にヒコロヒーが感動

ヒコロヒー:なんと、奇妙さんのニューアルバム『奇妙礼太郎』でコラボレーションをさせていただきました。ありがとうございます! アルバム1曲目は菅田将暉さん、2曲目は羊文学の塩塚モエカさんが参加して、3曲目がヒコロヒーという。

奇妙:満を持してですね。

ヒコロヒー:全然満を持せてない。ワシね、この番組で初めて音源を聴きたいと思って、聴くのをずっと我慢している状態なんですよ。どんな曲になりましたか?

奇妙:最初は1人で歌を録ったものがあって、それを聴いていたんですけど、ヒコロヒーさんにもまるっと頭から最後まで全部歌ってもらって録ったんですね。ふたりが歌っているのをミックスさせた音源を聴いたときに、1人ずつで歌っているものとは全然違う聴こえ方になっていました。最高の仕上がりです。

ヒコロヒー:楽しみ! 今回、初めてアーティストさんのところにお邪魔して、ずっと「これで大丈夫ですか?」とか言って。ブースの外に奇妙さんとスタッフさんがいてくださるなかで歌わせてもらいましたけども、1回目2回目ぐらいで奇妙さんが「オッケーで~す! 大丈夫で~す!」って言うから「ホンマ!?」と思いました。

奇妙:(笑)。

ヒコロヒー:本当に楽しく収録させてもらいました。レコーディングしたのはいつでしたっけ?

奇妙:2ヵ月ぐらい前ですかね?

ヒコロヒー:作詞は奇妙さんですけども、ワシとコラボすることになり、それに沿って詞を書いてくださったんですか?

奇妙:そうですね。一緒に何かコラボするって決まってから、どういうものがいいのかなと思って。ぱっと出てきたのが「タバコ」のイメージなんですけど、タバコを吸ってはるっていうのをわりとみんな知ってはるから「さらに上から乗せるっていうのは要らんかもな」って、一度やめようと思ったんです。

だけど、「最初のアレ、よかったですよ」とマネージャーが言っていて、「そうかなあ」と思ってもう1回取り組んでみた感じでした。

ヒコロヒー:ワシね、1回目の歌詞が届いたときに、テレビ局のトイレで歌詞を読んだんですよ。見た瞬間、少し涙が出ました。

奇妙:うれしい……。

ヒコロヒー:ホンマに良すぎて「めっちゃすごい」と思いました。

奇妙:今、俺が泣きそうです(笑)。

ヒコロヒー:なんで!? ワシが歌う歌やし、これは奇妙さんが書いた歌詞やし、涙が出ましたね。うわあ、聴くの緊張するなあ。どんな感じなんやろう。「HOPE feat. ヒコロヒー」は、ここで初めてオンエアです。

◆「HOPE feat. ヒコロヒー」を聴いた感想は?

ヒコロヒー:すごい! めっちゃいい!

奇妙:いやあ、いいなあ。なんか不思議なんですよね。全然違うところに住んでいる人がどっちも映像で出てくる感じ。

ヒコロヒー:名曲がまた誕生しましたね。ワシ、あんな声なんですね。

奇妙:(笑)。

ヒコロヒー:自信のなさからか、かわいらしい声になっていますね。

奇妙:素敵です。

ヒコロヒー:この楽曲は6月7日(水)になんと配信リリースされます。ワシ、一番好きなところが「あなたのきれいなところ 私の汚れたところ」のパートなんですけど、めっちゃ明るくていいですよね。

奇妙:そうですね。しょうがないって感じがする(笑)。

ヒコロヒー:そう! めっちゃいい。今回のアルバムですが、私とのコラボレーション以外の曲もとっても楽しみです。そして、9月には記念ライブもあるそうです。「祝・日比谷野音100周年 奇妙礼太郎 活動25周年記念 日比谷野音単独公演 “I LOVE YOU”」が9月17日(日)に開催です。ワシも行きたいなあ。どんなライブになりそうですか?

奇妙:豪華な編成でやりますので、今から楽しみです!

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聴取期限 2023年6月10日(土)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:トーキョー・エフエムロヒー
放送日時:毎週金曜12:00~12:30
パーソナリティ:ヒコロヒー
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/fmrohee/