スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
6月4日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた相談メッセージを紹介。江原が、さまざまなアドバイスをお届けしました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
ゴールデンウィークに家族で旅行にいきました。道の駅に立ち寄ったところ、5歳くらいの男の子がぐずって暴れていて、おじいちゃんと父親らしき人が2人で、その子の両手を持ち上げて歩いていました。
「大変そうだな」と思っていたら、父親らしき人の堪忍袋の緒が切れたのか、突然その男の子の手を振りほどき、2回、その男の子を蹴りました。突然のことで頭が回らずにいると、おじいちゃんらしき人が「人前ではあかん」と言って、駐車場の方面に抱っこして去っていきました。
父親の暴力にも衝撃でしたが、おじいちゃんらしき人の口ぶりから、「普段から家族内の暴力が当たり前のご家族なのかな」と思い、とても心配になり、その後の旅行はあまり楽しめませんでした。突然のことで何もできなかった自分を責めて、その後も時々思い出してモヤモヤします。
自分はどうすればよかったのでしょうか。何もできないのに、見知らぬ子の境遇にモヤモヤしてしまうのは、しょせん小我(狭い範囲にとどまった自我)なのでしょうか。
<江原からのアドバイス>
江原:こういうことがあると、もう旅行が楽しめなくなってしまいますよね。この方はお父さんの暴力を見たわけですが、私も似たようなことを目にすることが多いんです。飲食店などで騒いでいる子どもを親が注意せずにいるとか。それも、ある種のネグレクト・育児放棄という暴力ですよね。
世のお父さん・お母さんは、小さい子を育てるときは本当に大変。本当に自由がないでしょう。だけど今の時代、「私たちは大変な時期なのだから、もっとみなさんが温かい目で見てくれるべき」という態度の人もいます。でも、私は「それは違うぞ!」と思うんです。それこそファミレスとか、そういう所だったらいいですよ。お店側が「お子さんもどうぞ!」と言っているような所は。しかし、いわゆる大人の場所に行って、子どもが騒いで、周囲から注意を受けたとして、「何が悪いんだ!」と騒ぐのは違うと思います。
今回、相談者さんが見てしまったのは暴力です。こういうことがあったとき、私ならその場で声を掛けますね。
奥迫:どうやって声を掛けられるんですか?
江原:私だったら「大変だね」と言って、むしろ、その場をほぐします。「怒っちゃダメだよ」と注意すると、感情が逆になってしまうでしょう。そうではなく「子どもを育てるって大変だね」と。それで、子どもさんにも「お父さんたちって大変なんだよ。少しは理解してあげようね」と言うような感じで、場の空気を変えますね。
奥迫:和ますんですね。
江原:そうすると、親御さんたちも「いけないな」って思う。ただ、度を超えていたら通報したほうが良いと思います。例えば、お住まいの地域で何かあったのを見かけたときに「(通報するのは)行き過ぎかな?」とか、いろいろ悩まれるかもしれませんが、気にせず通報されたほうがいいと思います。
奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「大切なのは“気転”です」
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聴取期限 2023年6月5日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/oto/