第400回 早見沙織さん ②

ゲストは先週に引き続き、声優でアーティストの早見沙織さん。

https://hayamisaoriofficial.com
https://twitter.com/hayami_official

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今週は、幼少期のお話からスタート。

早見「家では、よく喋るけど、引っ込み思案な子供でした。

   歌とかは元々好きで、親が車で音楽をかけてくれると一緒に歌ったりしていました。

   でも、ヒーローショーとかのステージに行くと、”壇上に立つお友達いませんか?”とかいうのは、

   絶対に手をあげない、みたいな(笑)

   声優という仕事を知ったのは、小学生の高学年の頃です。

   吹き替えで、オードリー・ヘップバーンの映画を両親が見ていたのを一緒に見て

   ある時、これは誰かが声を当てているんだと気がついて、面白くて興味を持ちました。

   確か池田昌子さんが担当されていました。その後から、アニメや映画を見て、

   いつか自分も、そんな風になれたらいいなぁ、という思いが芽生えました」

その後、憧れから中学一年から養成所に通い出した、という早見さん。
習い事の感覚で楽しく通い、中学二年生で現在の事務所に所属されました。

初仕事は、中学2年、3年頃。
さらに、初めてのオーディションも、
マイクも意識できないほど緊張してしまったのを、今でも覚えているとか。

2007年のデビュー以降、
テレビ、映画、ゲームなど、数多くの作品でご活躍中です。

早見「アニメ、吹き替え、ナレーション…それぞれ違ってきますよね。

   表現自体は自分でするので、根っこの泉は同じなんですけど

   吹き替えなら、役者さんがいらっしゃって、その表現を手がかりに作っていったり。
   アニメは絵があるので、ある程度自分で膨らませてスタジオに行ったり。」

森「今でもオーディションってあるんですか?」

早見「そうですね、受けます。
   オーディションでは、一喜一憂、私もします。

   でも、最初とは違って心の対処はできるようになって、

   自分とつながって、ご縁があった役にパワーをもらえたりします。

   そういうタイミングって、人からの言葉とか、ちょっとした嬉しいことで

   エネルギーチャージできて、そういうので改修する、みたいな感じです。」


最後に、早見さんに ”元気の源” を伺いました。

早見「いやー!2つ思いついていて。

   1つは、仕事の中で色々表現をしていって、"自分の心が震える瞬間" が

   すごくエネルギーをもらえる時間です。
   もう1つは、”無の時間” です。
   子供の時からそうなんですけど、学校から帰ってきて、何も考えずに

   ベットに横たわって、天井見つめながらぼーっとしてたんです。

   大人になると、長くぼーっとすることってないと思うんですけど

   空っぽになってぼーっとすると、リセットできるので

   そういう時間があると、充電がされます。」

2週にわたり、ありがとうございました!



M.  Ordinary  /  早見沙織
ニューアルバム『白と花束』より)