藤原さくらさんは、1995年生まれ。福岡県のご出身です。
高校進学後に楽曲制作を始め、地元・福岡や東京で音楽活動をスタート。
高校卒業後に上京し、さまざまなフェスやイベントに出演し経験を積まれた後、
2015年に1stミニアルバム『à la carte(アラカルト)』でメジャーデビューされています。
また、その翌年2016年には、テレビドラマ『ラヴソング』で役者デビューも果たし、
ミュージカルや舞台、映画、テレビドラマ、など、数々の作品に出演。役者としてもご活躍中です。
今年の4月には、全国47都道府県を回る、弾き語り全国ツアーを1年間かけ完走!
このツアーは、2021年頃から計画されていたとか。
会場も、能楽堂、プラネタリウム、牧場、水族館など…ユニークで話題になりました。
藤原「色んな場所を回ったんですけど、日本の美しさを再確認しました。
弾き語りだと、バンドと違って機動力もあるし、音量制限も大丈夫だったりして、
色んな会場でやれました。とにかく、自分のテンションが上がるんですよ!
お客さんも、観光にもなって思い出が作れて、地元でも魅力を再発見できるような、
そういうツアーにしたいなぁと思っていました。
ご当地のご飯や、地酒もいただきました!」
森「一年間、全国回るって、旅行でもなかなかできないし、貴重な経験ですよね。」
藤原「得たものばかりです。
弾き語りだから、1人でぜんぶやらなきゃいけない、と思っていたんですけど
実際にやってみると、会場やお客さんの雰囲気に後押しされたり、
色んな力でライブが出来上がって、”1人のようで、全く1人じゃない” と思うことがよくありました。
すごく嬉しかったですし、いい経験でした。
毎公演セットリストを変えて、ご当地の歌を歌うようにして、童謡やアニソンも歌いました。
それも喜んでもらえて、嬉しかったです。」
そんな藤原さくらさんのニューアルバム「AIRPORT」がリリースされました!
2年半ぶりのフルアルバムとなりました。
藤原「完成した時、愛について歌っていることが多くて、
切ないものも多いんですけど、カラッと爽やかに表現できたかな、と思っています。
そこに、旅立ちの意味も込めつつ爽やかに表現しようと、
”ここからまた旅立つ”という意味を込めて、『AIRPORT』にしました。
ジャケットは成田空港で撮影したんですけど、爽やかにできて、ぴったりなんじゃないかな、と。」
森「リリース後の反応はいかがですか?」
藤原「自分としては珍しいラップ調の曲が入ってたりするので、
やっぱり、新しいね、と言われることが多いですね。」
今回のアルバムでは、音楽プロデューサーのyaffleさんや、
トラックメーカーのVaVaさん、斉藤和義さんなど、さまざまなジャンルの方と共作をされています。
藤原「自分が弾き語りで作ってそれをアレンジしてもらうのではなく、
今回は、誰かにトラックから作ってもらって、そこにメロディや歌詞を乗せる作り方が多かったです。
この作り方、1つ前のアルバムで初めてやったんですけど、すごく難しいけど
自分ではたどり着けない曲が生まれました。
自分では行けない場所に連れていってもらったような感覚です。楽しいです。」
森「レコーディングはいかがでしたか?」
藤原「今回、初めてyaffleさんとご一緒したんですけど
初めましてだったので、お互いが好きな曲とか、最近かっこいいと思う曲を
youtubeで一緒に見るところから始まりました!
こういう曲を作りたいんですよね~って私がポロっと言ったら、
目の前でトラック作ってくださって、その場でメロディ入れたりして。
その場でどんどん音楽を作っていく体験がすごく面白かったです!
合計では2日間作業したんですけど、雑談している時間も長いなかで、
3トラックくらい作って、1曲だけ進めた、という感じです。」
ニューアルバム「AIRPORT」の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.jvcmusic.co.jp/airport/
来週も、藤原さくらさんにお話伺います。
お楽しみに!
M. Feel The Funk / 藤原さくら (アルバム「AIRPORT」より)