第401回 藤原さくらさん ①

今週からのゲストは、

https://www.fujiwarasakura.com
https://www.instagram.com/mammothsakura/


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藤原さくらさんは、1995年生まれ。福岡県のご出身です。

高校進学後に楽曲制作を始め、地元・福岡や東京で音楽活動をスタート。
高校卒業後に上京し、さまざまなフェスやイベントに出演し経験を積まれた後、
2015
年に1stミニアルバム『à la carte(アラカルト)』でメジャーデビューされています。

また、その翌年2016年には、テレビドラマ『ラヴソング』で役者デビューも果たし、

ミュージカルや舞台、映画、テレビドラマ、など、数々の作品に出演。役者としてもご活躍中です。


今年の4月には、全国47都道府県を回る、弾き語り全国ツアーを1年間かけ完走!
このツアーは、2021年頃から計画されていたとか。

会場も、能楽堂、プラネタリウム、牧場、水族館など…ユニークで話題になりました。

藤原「色んな場所を回ったんですけど、日本の美しさを再確認しました。

   弾き語りだと、バンドと違って機動力もあるし、音量制限も大丈夫だったりして、
   色んな会場でやれました。とにかく、自分のテンションが上がるんですよ!

   お客さんも、観光にもなって思い出が作れて、地元でも魅力を再発見できるような、

   そういうツアーにしたいなぁと思っていました。

   ご当地のご飯や、地酒もいただきました!」

森「一年間、全国回るって、旅行でもなかなかできないし、貴重な経験ですよね。」

藤原「得たものばかりです。

   弾き語りだから、1人でぜんぶやらなきゃいけない、と思っていたんですけど

   実際にやってみると、会場やお客さんの雰囲気に後押しされたり、

   色んな力でライブが出来上がって、”1人のようで、全く1人じゃない” と思うことがよくありました。

   すごく嬉しかったですし、いい経験でした。
   毎公演セットリストを変えて、ご当地の歌を歌うようにして、童謡やアニソンも歌いました。

   それも喜んでもらえて、嬉しかったです。」


そんな藤原さくらさんのニューアルバム「AIRPORT」がリリースされました!
2年半ぶりのフルアルバムとなりました。

藤原「完成した時、愛について歌っていることが多くて、

   切ないものも多いんですけど、カラッと爽やかに表現できたかな、と思っています。

   そこに、旅立ちの意味も込めつつ爽やかに表現しようと、

   ”ここからまた旅立つ”という意味を込めて、『AIRPORT』にしました。

   ジャケットは成田空港で撮影したんですけど、爽やかにできて、ぴったりなんじゃないかな、と。」

森「リリース後の反応はいかがですか?」

藤原「自分としては珍しいラップ調の曲が入ってたりするので、

   やっぱり、新しいね、と言われることが多いですね。」

今回のアルバムでは、音楽プロデューサーのyaffleさんや、

トラックメーカーのVaVaさん、斉藤和義さんなど、さまざまなジャンルの方と共作をされています。

藤原「自分が弾き語りで作ってそれをアレンジしてもらうのではなく、

   今回は、誰かにトラックから作ってもらって、そこにメロディや歌詞を乗せる作り方が多かったです。
   この作り方、1つ前のアルバムで初めてやったんですけど、すごく難しいけど

   自分ではたどり着けない曲が生まれました。

   自分では行けない場所に連れていってもらったような感覚です。楽しいです。」

森「レコーディングはいかがでしたか?」

藤原「今回、初めてyaffleさんとご一緒したんですけど

   初めましてだったので、お互いが好きな曲とか、最近かっこいいと思う曲を

   youtubeで一緒に見るところから始まりました!
   こういう曲を作りたいんですよね~って私がポロっと言ったら、

   目の前でトラック作ってくださって、その場でメロディ入れたりして。

   その場でどんどん音楽を作っていく体験がすごく面白かったです!
   合計では2日間作業したんですけど、雑談している時間も長いなかで、
   3トラックくらい作って、1曲だけ進めた、という感じです。」


ニューアルバム「AIRPORT」の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.jvcmusic.co.jp/airport/



来週も、藤原さくらさんにお話伺います。
お楽しみに!



M. Feel The Funk  / 藤原さくら (アルバム「AIRPORT」より)