FM青森、FM山形、ふくしまFMをネットしてお送りしている「COSMOみらいかぜ」。
より良い未来を目指してアクションされている方々にお話を伺っています。
今日の「みらいかぜ」は福島県会津若松市にある「あゆむCafe」の店長
国井八重子さんにお話を伺いました。
「あゆむCafe」のメニューは、量り売りのビュッフェスタイル。
「1グラム4円」で、地元の食材をふんだんに使った惣菜を好きな分だけ食べられるのが特徴です。
しかし、そこに発生したのが「フードロス」問題。
元々飲食業界に身を置いていた国井さんは「あゆむCafe」をオープンするときに
食べ残しを出さないお店にすると決めていらっしゃいました。
そこで、どうにか解決できる方法はないかと考えた国井さんは周りに相談してみることに。
「あゆむCafe」が入居しているのはスマートシティAiCT」というビル。
デジタル分野に強い国内外の企業がたくさん入っていることで知られています。
そこで、同じく入居している「SATジャパン」に「フードロス問題」について相談したところ
「食べ残しを減らすスマートゴミ箱」というアイテムを提案されました。
スマートゴミ箱は、簡単にいうとゴミ箱に体重計のようなメーターがついていて
自分が出したゴミの重さをその場で知ることができるというもの。
その数字を実感することで、カフェを利用するお客さんや
厨房のスタッフまでも意識が変わってきたとか。
さらにSATジャパンのスタッフがゴミ問題をダイエットに例えて話してくれたことが印象的だったそうです。
「いろんなゴミ問題があるけれど、自分が今日どれほどのゴミを出したか気づいていない人がほとんど。
それは体重計に乗らずにダイエットしているようなもの」という言葉でした。