『フラッグ・デイ 父を想う日』

今日ご紹介する映画は・・・

罪を犯した父親と、それでも父を愛し信じ続けた娘の葛藤と絆を描いたヒューマンドラマ

監督・主役はショーン・ペン。娘役はショーン・ペンの実の娘、ディラン・ペン。

原作はジャーナリストのジェニファー・ヴォーゲルの著書。

愛する父がアメリカ最大級の偽札事件の犯人であったという実話が基になっています。

 

 史上最高額の偽札を作り、罪を犯したジョンには、2人の子供がいました。

子供達が幼い頃のジョンは、平凡な日々を見違えるほど驚きの瞬間に変えてくれる

父親で、いつも家族たちを喜ばせてくれました。

しかし定職に就くことはなく、多額の借金を残して家出。

 

高校生になった娘のジェニファーが一人で暮らす父の元を訪ねると、

父が今も借金で苦しんでいることを知ります。

それでも見栄を張ろうとする父に「仕事を探して再出発するべき」と応援。

ジョンは愛する娘のためにも真面目に働く決意するのですが

驚くべき行動に出てしまうのです・・・

 

不器用で全てを嘘で塗り固める父に苛立ちを感じながらも、大好きな父親への愛情は

変わらず見放すことができなかった娘の葛藤と絆が描かれています