パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!
第43回ゲストは、JAZZサックス奏者・馬場智章さん
人気アニメ映画「BLUE GIANT」で主人公の演奏を担当された馬場さん
アニメで演奏に参加された時の話から、自身の音楽活動の話や心と体の整え方をお聞きしました。
Q:馬場さんのアルバム「STORYTELLER」を聴いてからハマってしまいました、あのアルバムのジャケットはどういう経緯で?
A:アルバムのコンセプトは「夢の中のいろんな冒険」があって、曲を作る時に色んな映像・情景をモチーフにした。
NYの友人でデザインをしている人にお願いした、自分の横顔のシルエットに色んな扉があって世界が広がっているというもの。
映画「インセプション」を観てこういう感覚からアルバムを作ってみようと思った。
いまはストリーミングサービスなどで1曲ずつ聴く人が多いけど、
フルアルバムなら「フル」で聴いてもらいたいという事でストーリー仕立てなアルバム作りをした。
Q:アニメ映画「BLUE GIANT」を見て、馬場さんが演奏していて感動しました。
A:行く先々で「ジャイアント馬場」と呼ばれていて、「それ、違う人」というネタが出来た。
Q:人になって、演奏するという感覚はどういう感覚?
A:新鮮だった、簡単に言うと「演技」で、自分とは真逆な表現だった。
音楽監督の上原ひろみさんや、立川監督や、原作の石塚先生と
「こういう音なんじゃないか?」・「ああいうフレージングなのでは?」・「それだと、ちょっと上手すぎる」とか
相談しながらの録音だった。
普段アニメは音は後からとることが多いがジャズがメインということで演奏部分の録音が先だった。
録音のさなかにたまたまライブが重なった日があって、そこで演奏したら自分のスタイルが分からなくなった!
井上銘くんとライブをしたときに「なんか雰囲気変わったね、今までの要素もあるけど更に楽器の音の可能性が広がったね」と言われ
主人公:宮本大 効果が出た!
【JAZZサックス奏者・馬場智章さんの自分と向き合って整う曲】
アルバム「STORYTELLER」から
Voyage / 馬場智章
実は、家にいるとき音楽を聴かない、普段仕事で音楽を聴いているので家で聴くと寝る時に頭でループしてしまい疲れる。
でも、アルバム「STORYTELLER」話が出たので、聴いてもらおうと思った。
NYでアルバム「STORYTELLER」を作っている時に一週間雨が止まず雷も鳴っている珍しい時があって
それを曲にしようと思って作った曲
Q:NYの暮らしはどんな感じ?
A:世界各国からミュージシャンが集まって毎日が競争
JAMセッションで上手い人が演奏するとお客さんがシーンとして聴き入るが、イマイチだとすごい話し出すから、心が鍛えられる!
いい演奏をすると憧れのミュージシャンが「良かったよ」と話しかけてくれて貴重な体験が出来た。
Q:心と体が整う、自分と向き合う時間は?
A:練習したり、曲を制作している時は考えている、そこにだけ向き合う。
Q:これからやってみたいこと、挑戦したいことは?
A:昔から一貫しているのは色んな所で自分の演奏や作品を見て・聴いてもらいたい
音楽をやっていて視覚的なアートやファッションにも興味があるので音楽と共同で制作するような事をしてみたい
【鈴木曜の放送後記】
JAZZのキャリアも長く経験もあって、凄く大人だった。
ぜひ会いたかった人で、今回は自分が整った!
トーク模様は、radikoタイムフリーやAuDee、
ポッドキャストで聴く事が出来ます。
そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや
「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。
採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ(非売品)、コンパクトミラー(非売品)
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。
どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。
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