山崎怜奈（れなち）がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。（ダレハナ）」（毎週月曜～木曜13:00～14:55）。6月19日（月）の放送は、NGT48の中井りかさんをゲストに迎え、お送りしました。

（左から）パーソナリティの山崎怜奈、中井りかさん

◆アイドルグループ卒業あるある

中井さんは、2015年にNGT48第1期生オーディションに合格し、2017年に発売されたNGT48のデビュー曲「青春時計」ではセンターを担当。以降、グループでの活動に加え、ソロとしても活躍してきましたが、今年の8月末にNGT48を卒業することを発表しました。

まずは、NGT48のメンバーとして活動した8年間について聞いてみると、「楽しいことばかりではなかったかもしれないですけど……でも、やっぱりこの経験は“死ぬまで（大切な）宝物だな”と思いますね」と振り返ります。

これには、昨年に乃木坂46を卒業したれなちも「（アイドルも）仕事ですからねぇ、楽しいだけじゃないですよね。楽しいだけだったら自分も成長できないし」と同意すると、「そうなんですよ！ 一番わかってくださると思っていました！」と喜ぶ中井さん。

卒業を意識し始めたのはだいぶ前で、コロナ禍となってNGT48の劇場公演ができなくなった頃から将来のことを考え始め、昨年にNGT48の運営スタッフに卒業の申し入れを切り出したそうです。

卒業に関しては、メンバーに相談することなく1人で決めたそうで、両親に伝えたのも卒業発表の前々日ぐらいだったと言います。すると、「一緒だ！ 私もメンバーには相談しないで、父親にも（卒業発表の）前々日くらいに話した（笑）」と奇妙な偶然にビックリするれなち。

その後も「（メンバーには）なんか言いにくい」「（親に言うのも）なんか恥ずかしいですよね」と“アイドルグループ卒業あるある”で盛り上がります。

ただ、中井さんの卒業を運営スタッフがなかなか許してくれなかったそうで、これは運営側と揉めたわけではなく、愛あるがゆえにスタッフから強く引き止められたと言います。

「円満な卒業なのですが、『寂しいから』と（スタッフに）卒業を半年くらい引き伸ばされて大変でした（笑）。でも愛されていて良かったです」と笑顔で語ります。

◆中井りかが感動した秋元康の言葉

6月30日（金）には、中井りかNGT48卒業記念写真集「好きでした」（blueprint）が発売されます。中井さんは、この写真集のために体重を4kg落として撮影に臨んだそうで、中身も自分の好きな世界観や写真の色味などを伝え、いろんなわがままも聞いてもらったと言い、「メモリアルブックということで、衣装姿の私も入れたかった。アイドルだった私をみんなが思い出せるような1冊にしたいと思って作りました」と力を込めます。

また、帯に書かれた総合プロデューサーである秋元康さんの言葉をとても気に入っていると言います。それは、「中井りかは、正直だ。思っていることを、ストレートに言葉にしないと気が済まないらしい。でも、ずっと、言えない言葉があるらしい。『好きでした』 恋に関しては、照れくさいんだろうなあ」というもの。

この言葉に、「私のことをすごく理解してくださっているというか、“ストレートに言葉にしないと気が済まない”というのは本当にその通りで、全部言っちゃうので……」と話します。

最後に、卒業後はしばらく休養することを発表している中井さんに、休養中の予定について聞いてみると、「まったく（予定を）立てていないです。だらけます、心が休みたがっている（笑）」との素直な回答が。また復帰の時期についても「まったく決めていないので、気が済んだらいつか（芸能界に）戻りたいです」と明かしていました。

＜番組概要＞
番組名：山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時：毎週月～木曜 13:00～14:55
パーソナリティ：山崎怜奈
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/darehana/