山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。6月22日(木)の放送では、お笑いコンビ・ロザンの菅広文(すが・ひろふみ)さんと宇治原史規(うじはら・ふみのり)さんを迎え、お送りしました。
(左から)菅広文さん、パーソナリティの山崎怜奈、宇治原史規さん
◆京大シリーズ最新作が14年ぶりに発売
6月8日(木)に、菅さんが宇治原さんを題材に書いた小説「京大中年」(幻冬舎)が発売されました。これは、シリーズ累計35万部を売り上げた「京大芸人」(2008年)、「京大少年」(2009年)に続く14年ぶりの最新作となります。
まずは菅さんに、なぜ14年ぶりに続編を書こうと思ったのかを聞いてみると「印税が欲しかったので。お金のためです」と即答。これには思わず爆笑するれなちでしたが、宇治原さんはその理由に納得します。
また、拝読したれなちが「まるで宇治原さんへのラブレター」と感想を口にすると、「そうそう。宇治原さんへの愛情を表現したかったというか、いかに僕が宇治原さんを好きかというのをね」と語る菅さん。
しかし、宇治原さんは「違います! 騙されないでください。以前も読んだ人から『菅さんの宇治原さんへの愛がすごい』『愛情を感じる』って言われたんですけど、いやいや……これは菅さんが僕をバチクソにいじりたかっただけの本です!」と真っ向から否定するも、「照れ隠しですね」とほくそ笑む菅さんに「そうですよね~」とれなちも同意します。
◆菅広文が明かすロザンの“はじめに”
今作では、ロザン結成の原点、物語でいう“はじめに”が書かれており、その重要性も説かれています。これについて菅さんは、「“なんで勉強せなあかんねん”ってみんな思ったりすると思うんですけど、実はそれって教科書の“はじめに”に書いてあるのよね。“こういうために、この教科書が存在します”って。だから、仕事でも何でも、やり始めるときの“はじめに”はすごく大事で、それを考えるのが重要なのかなって」と語ります。
ちなみに、菅さんがロザンを結成した理由(はじめに)は「2人でしゃべりたかったから」。今もそれを継続しているような感じで、これは宇治原さんも同じ思いだそう。
そして、「人それぞれ“はじめに”があると思うんですけど、表向きの人が聞いて心地よい、自分が恥ずかしくない“はじめに”もあったりする。でもそうじゃなくて、自分だけにある“はじめに”が普通に言えることが一番いい」と菅さん。とはいえ、結成理由を明かすのはとても恥ずかしかったそうですが、歳を重ねた「40代後半だからこそ書けた本かもしれない」と話します。
ひとしきりロザンの“はじめに”を聞いた後、宇治原さんが「山崎さんは、そもそもなんでこの仕事がしたかったの? どうして誰かに話したかったの?」とれなちの“はじめに”を問いかけます。
すると、れなちは「私的には、もともと幼少期は人が苦手だったんです。でも、ラジオを好きになったのがきっかけで、いろんな人の話を聞くのが好きになって、そこから自分が聞き手になりたいと思うようになりました。もう1つ言うと、仕事をしながら大学で勉強もちゃんとやりたいと思ったきっかけは、宇治原さんなんです。クイズ番組で活躍されている姿を見て、“勉強ができるってかっこいい”と思って」と、宇治原さんに憧れていたことを明かします。
実はそういった人は多いそうで、「京大中年」のなかにもクイズ番組で宇治原さんを見て育った人たち(通称:宇治原チルドレン)のことが書かれています。ただ菅さんいわく、最近、宇治原さんはその宇治原チルドレンに仕事を奪われているそうで、その筆頭を尋ねられた宇治原さんが「一番奪ったのは……伊沢(拓司)やろ。伊沢一味や!」と答えると、スタジオは大きな笑いに包まれていました。
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聴取期限 2023年6月30日(金) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/darehana/