江原啓之「みんな前世から引き継いでいます」“個性”と“前世の記憶”を解説

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」

6月25日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた相談メッセージを紹介。江原が、さまざまなアドバイスをお届けしました。

江原啓之



<リスナーからの相談>
孫(5歳・男の子)について相談させてください。うちの孫は歩き出したときから「抱っこ! 抱っこ!」とせがんで、なかなか歩こうとしませんでした。「抱っこできるのは今しかないから」と、3歳ぐらいまでは抱っこを楽しんでおりましたが、いまだにパパとの外出時はずっと抱っこされています。

孫は公園など人が大勢いるところを嫌がり「帰りたい」と言い、遊具で他の子が遊んでいれば遊ぼうとせず、買い物などに行けば、必ず手をつないで離れようとしません。まるで怯えている子犬のようです。虫も大嫌いです。

以前、江原さんが(人は)前世の経験を引き継いでいると話されていたのを思い出し、(孫は)前世で何かあったのかな? と考えてしまいます。それとも単なるその子の個性でしょうか?

子どもらしく外で思いきり遊び、いろいろな経験をさせてあげたいのですが、なかなか乗ってこず、家遊びがほとんどです。無理せず見守っていれば良いのでしょうか? それとも外で遊ぶ機会を持たせるなど、働きかけたほうが良いのでしょうか?

<江原からのアドバイス>
江原:協子さんもお孫さんがいらっしゃいますが、いかがでしょう?

奥迫:孫は5人います。

江原:すごい! みんな性格が違うでしょう?

奥迫:みんな個性があって、違いますよ。相談者さんのお孫さんは5歳の男の子ということですが、まだかわいくて良いんじゃないかな? 大人になっても抱っこされている人って、見たことないですからね(笑)。今の時期を楽しんだらいいのでは、という気がします。

でも、相談者さんがおっしゃるように、人は前世の経験を引き継いでいると江原さんが話されていたことを思い出しました。この辺が気になるので、江原さんに伺いたいなと思います。

江原:「前世の経験を引き継いでいるのか、それともこの子の個性なのか」と書かれているのですが、これは一緒なんです。個性というのは、みんな前世から引き継いでいます。前世から引き継いだ経験と個性が別だと思っていらっしゃるようですが、一緒です。

奥迫:前世の記憶が個性になっていく、ということですね。

江原:そうです。ましてや、小さいうちはなおのこと前世の記憶が色濃くあります。この世に来たばかりだから。それでだんだんと(前世の記憶が)薄らいでいくわけです。

奥迫:そういうことなんですか。

江原:そうなんです。やっぱり(お孫さんの前世は)すごく孤独のなかで生きていたとか、親から離れて寂しさがあったとか、そういうことがあったのかもしれませんね。しかし、いずれにしても、その原因を前世から探る必要など全くありません。協子さんがおっしゃったように「(今のままで)いいじゃないですか」と思います。

それよりも問題なのは、みんな「型にはめているのでは?」ということ。相談者さんの話ですと「子どもは子どもらしく、外で思いっきり遊ぶべき」という考え方。実を言うと、私は相談者さんのお孫さんのような子だったんですよ。だから小さいときから「子どもらしく外で思いっきり遊びなさい」という言葉が大嫌いでした。

奥迫:そうですか。私も外では遊ばなかったです。

江原:だけど、今は思いっきり外を飛び回っていますよね(笑)?

奥迫:本当ですね。

江原:私もなんですよ。私もお家が大好き。外に出たくない人です。いつもおばあちゃんや誰かにべったりくっついていました。私は幼いときに両親を亡くしていますし、ある意味ではその時期に十分なスキンシップを得られたのかもしれません。人の個性って、いろいろです。

奥迫:それでこそ良いですよね。

江原:協子さんも私も、けっこう外を飛び回っていますけれども、でも意外と今でもお家好きじゃないですか。

奥迫:もう、お休みはどこも行かずにお家にいますよ。

江原:私もです。だから絶対、協子さんと私は、あの世で同じ国にいたんじゃないかと思うんですよね。

奥迫:この世でこうしてお会いしているのは、きっとそうですよね。

江原:私は小さい頃は、家族から「子どもらしくない」「子どもは外で遊んでこい」とか言われていました。それがすごく嫌だった。だって、別に外に行けない子なのではなく、ただ家にいたいだけなんですもん。

奥迫:昔は、男の子の場合は余計にそうでしたよね。あと、「子どもは子どもらしくいるべきだ」という考えもありましたね。

江原:「子どもらしく」とは何なのか? だから、型にはめると幸せなものも不幸になります。

奥迫:そういうことですよね。「こうでなければならない」と型にはめてしまうと、言うほうも受けるほうも苦しくなりますものね。

江原:そうなんです。だから、そこは温かく見守ってください。

奥迫協子、江原啓之



●江原啓之 今夜の格言
「“~でなければならない”は不幸の元です」


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聴取期限 2023年7月3日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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