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日本テレビ『ZIP!』で朝の顔として活躍中の小林さん。
生放送がある日は、夜中0時に起床され、出勤前に必ずストレッチと筋トレをするのだとか。
「生放送って走ったりとかしますし、
天気図をさす時大きくアクションする時もあるんで、体力勝負なんです。
一度、生放送で肩を外したこともあるので、スポーツ選手ではないですけど、
準備体操は必要だな、と思って、ストレッチと筋トレをしています。
それでスイッチ入れて、天気図ちょこっと見たら、出勤ですね!」
そんな朝の顔、小林さんは、
生後半年ころから記憶があるそうで、”地図が大好きだった” とのこと。
「父が運転する時に、本の道路地図を読み込んでいたのに憧れたのか、
自分も読むようになっていって、日本の地名、山、路線図は全国的に頭に入っていました。
これは、気象予報士になってから、役に立ちました!
スポーツは好きで、走るのも早くて、中学でも野球もやってました。
高校では、ちょっとグレちゃいまして…(笑)
野球を嫌いになってやろう、というメンタルで!
放課後にゲームセンターやボーリング場行ってましたね(笑)」
気象予報士を目指した原体験は、中学生の頃。
走り込みなどキツい練習の多い中学の野球部では、皆が雪や雨を望んでいたそう。
そんな時、テレビの天気予報で天気が崩れることを知り、
部員たちに、”今日は雪らしい” と伝えたものの、その日は晴れ。
小林さんのあだ名は 『デマ』になってしまったのだとか。
「天気予報で、こんなに人を左右してしまうんだ、と知って、
そこから、気象予報士という存在が気になっていきました。
最初に、気象予報士の参考書を買ったのは、大学1年の時でした。
そこでは1ページで辞めたんですけど(笑)大学を卒業する頃に、
このまま気象予報士を勉強しないままで後悔しないのだろうか、と思うようになりました。
それで、人生をかけて勉強してみようと決意して、勉強しました。」
そして狭き門を突破し、2012年に気象予報士として登録。
お天気キャスターとしてキャリアを積まれていきました。
「今、毎日、幸せです。
過去にグレたり、パニック障害があったりしたので、
それ以上にしんどいことはなかなか無いだろうと、今の状態がすごく楽しいです。
自分で頑張った!とも思いますけど、
やっぱり周りの人たちが支えてくれてた、とも思っています。」
小林さんは、茨城県常陸大宮市出身。
2011年の東日本大震災当時は、大学卒業直前で
ちょうど実家に戻っていたタイミングで、揺れを経験されました。
「慌てて愛犬を抱えて外に出たんですけど、その後携帯の充電が切れて
何が起こっているか分からなかったですし、ライフラインも1週間くらいは使えませんでした。
どこで湧水があるんだ、という生きるための情報ばかり、皆で探っていました。
ただ、前日に祖母が偶然、お菓子と缶コーヒーを箱で大量に買ってきていて、
それで生き延びていたって感じです。
この先、どんなことが起こか分からないと身をもって感じて、後悔しない人生を、と思って
気象予報士を目指すきっかけにもなりました。
天気予報は、災害から人を守ることに役立つと思っていますので。
僕の1番の役目は、人の命を守ることだと思って、ほとんどの時間を天気予報に捧げています。」
「住んでいた時は、東京に憧れていましたけど、今は茨城を離れてから、良さを感じています。
東京からも近いのに、山も川も海もあって、今の時期は、ホタルが飛んでいます。
これからの時期は、鮎がとにかく美味しいです!ぜひ来てください!」
最後に、小林さんの元気の源を伺いました。
「視聴者の皆さんに、天気を届けることです。
一日のほとんどを天気予報にささげているんですけれど、
そんなに天気予報ばっかりやっててストレス溜まらないのか、と聞かれる事もありますけど
ストレスって何?っていう感じです。
天気予報をして、仕事場でスタッフと翌日の構成を考えて。そういう時間が楽しいです。
人生色々ありましたけど、気象予報士が天職だったのかな、と思っています。
でも、まだ満足じゃなくて、3時間寝て休んじゃってるので、まだ頑張りたいです!」
2週にわたり、ありがとうございました!
M. くるみ / Mr. Children