プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」（毎週土曜 7:00～7:25）。7月1日（土）の放送は、前回に引き続き、元関脇・勢として活躍した春日山親方をゲストに迎え、お届けしました。

春日山親方（右）とパーソナリティの丸山茂樹

◆ゴルフ好きも…力士を引退するまで我慢

丸山：親方のゴルフとの出会いは？

春日山：ゴルフとの出会いは、父親の影響で小学5年生のときですね。初めて打ちっ放しの練習場に連れて行ってもらって、最初は空振りばかりでしたけど、振っているうちにドライバーで180ヤードぐらい飛んだんです。

丸山：ほぉ。

春日山：そのときの感触、気持ち良さがうれしくて忘れられなくて。そこから、「お父さん、ゴルフしたい」って言い始めましたね。始めてすぐの頃、丸山プロのことが本当に大好きで。13～14歳頃からだったかな。

丸山：ということは、23年前。（当時）僕は30歳。

春日山：大好きで、憧れで。全身、ギアもクラブもボールも全部丸山プロになりきって。

丸山：この間、（スイングする）動画を送ってくれたんだけど、フィニッシュの感じとかなりきっていてね（笑）。僕に寄せてきてくれている感じが。

春日山：それぐらい大好きで。

丸山：親方はどんな人とゴルフに行っているの？ 角界の人？

春日山：角界の人もいますね。相撲界に入って現役中は、いろいろと誘ってもらうことはあったんですけど、腰をひねったり、ケガしたりするのも怖かったので、ゴルフは引退するまでは我慢しようと思って、相撲に励んでいました。

丸山：（引退して）ようやくティーアップのときが来ましたね！

春日山：はい、まずは道具から揃えて（笑）。

丸山：道具からね（笑）。親方は（2021年6月に）断髪式をして、親方になられたということで何かプレゼントしますよ。

春日山：えっ？

丸山：どんなものが一番いいですかね。

春日山：それはもう……丸山プロのクラブ、フルセットが。

丸山：ハハハハハ！ フルセットかい（笑）！ フルセット（をねだる人）は、なかなかいないよ（笑）。

◆ゴルフに感じる、相撲との共通点とは？

丸山：やっぱりゴルフをやるうえで、目標を高く持ってもらいたいんですよ。いいスコアを出すという向上心を持ってやることが非常に大事なので、親方が目標とするゴルフ像を聞いておこうかと。

春日山：スコアよりも楽しくみんなでワイワイするのが本当に大好きなので。

丸山：100点の回答だね。

春日山：本当にそうなんです。

丸山：ゴルフは楽しくとか言いながら、（思い通りにいかないと）みんなイラっとするもんね。パコン、パコンOBを打つと（笑）。（ゴルフでの）イライラとの格闘も楽しいですよね。

春日山：自分自身との闘いですからね。（ゴルフも）相撲と相通じるものがあるんですよね。仕切りの間だったりも、ティーグラウンドで（ティーショットを）打つ前の一瞬の集中力だったり、そういうところは似ていますよね。

丸山：なるほど。

春日山：立合いでの一瞬の仕切りと。

丸山：静から動に入る雰囲気とかね。

春日山：そうです、そうです。3秒前までしゃべってニコッとしていたのに、一瞬でそこのゾーンに入るというね。土俵に入ったらスッと（集中して）入る。そこは共通点を感じますね。ゴルフをしていて、“相撲とちょっと気持ちが似ているな”って。

丸山：親方がゴルフに感じている魅力は？

春日山：思い通りにいかないところが楽しいし、気持ちいいし、上手くいかないときの自分もまた好きですよね。

丸山：なるほど。自分に対しては結構Mだね（笑）。

春日山：（笑）。

丸山：でも、自分に対してMじゃないと、スポーツの世界でやっていけないよね。だから人にやられると嫌でしょ？

春日山：嫌です。自分を持ってこだわりが強くて、ブレないですね。そういう性格ですね、この世界にいると。

丸山：そこは大事にしてもらって、（新調する）クラブをビシッと決めて、楽しく続けていってもらえたらと思います！

次回7月8日（土）のゲストは、お笑いコンビ・ずんのやすさんです。

「AuDee（オーディー）」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee（オーディー）」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。

＜番組概要＞
番組名：ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時：毎週土曜 7:00～7:25
パーソナリティ：丸山茂樹
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/moving/