スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
7月2日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた相談メッセージを紹介。江原が、さまざまなアドバイスをお届けしました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
友人夫婦の話です。彼らは結婚して4年、子どもを1人授かり、ケンカもなく円満な家庭でしたが、家を購入してから夫婦仲が悪化しました。
奥さんは子どもを連れて出て行ってしまい、今後の話し合いもなかなか進まず、ご主人は購入した新居に1人で住んでいる状況です。購入した家の土地が三角の土地なのですが、そういったことも関係あるのでしょうか。
家を建てる際に夫婦関係がこじれる話はよくあることらしいですが、価値観の違いだけではなく、スピリチュアル的な要因もあるのでしょうか。また、今後気を付ければ良い点などアドバイスしていただけましたら嬉しいです。
<江原からの回答>
江原:これに関しては、スピリチュアルは関係ありません(笑)。三角地が(スピリチュアル的に)良くないとよく聞きますが、“持てる幸せ”を考えましょう。土地が三角だろうが丸だろうが、“あること”に感謝です。
結局は人格です。世の中、こういうご夫婦は多いのではないでしょうか。昔、私が出演していた番組でも「それまでは円満だったのに、子どもの受験をきっかけに、一家が受験に向かっていった途端、家族が崩壊した」という話もありました。
本当の幸せとは何でしょう。みなさん「マイホームを持ちたい」と思いますよね。しかし言い方は失礼になりますが、本当の幸せとは“身の丈に合ったこと”だと思うんです。身の丈に合っていればいいですが、そうではない家を持つことで「ああしなきゃいけない、これも切り詰めなきゃいけない」ということがいろいろとあるのだとしたら、意味がないのではないでしょうか。家は愛を育むもの。家に罪はないので、もったいないですし、家がかわいそうです。
奥迫:物質にとらわれていると、人格というところが薄くなってしまう、ということですか?
江原:私はそう思います。みんな、世の中である種の洗脳を受けるんです。「家・車・良い学校」のように順番があって、なんだか寂しいなと感じてしまいます。もっと人生を楽しみましょう。
奥迫:そうですよね。人と比べて大きいお家に住めたとか、良い車に乗ったとか、今まではそういう価値観で生きてきていますものね。これからの時代、そういうことに価値があるのかどうか? と、気づいている方が多くなってくるのではないでしょうか。
江原:気がついたほうが幸せです。タワマンの階層がどうとか、ひな人形が大きいか小さいか、何段飾りかで張り合ってしまうのは寂しいです。もっと大きな視点を持って幸せを感じましょう。
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「さまざまな面があって“深み”というのです」
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聴取期限 2023年7月10日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/oto/