“一歩先を行く手の届く贅沢”をテーマにした情報紙「ビズスタ」から、社会で活躍するビジネスパーソンのウェルネスなライフスタイルに役に立つ最新情報をお届けするTOKYO FMのラジオ番組「ビズスタ THE REAL WELLNESS」(毎週土曜7:25~7:30)。「ビズスタ」編集長・佐原雅之がパーソナリティをつとめます。7月8日(土)の放送は、株式会社ミツワ硝子工芸 代表取締役の林恭輔さんにお越しいただき、同社が手がける江戸切子について伺いました。
林恭輔さん
佐原:職人の手仕事や匠の技によって生み出される伝統的工芸品。なかでも江戸切子は、涼しげな雰囲気が夏にピッタリです。そこで今回は、株式会社ミツワ硝子工芸 代表取締役の林さんにお越しいただき、江戸切子の魅力についてお話いただきます。
林:よろしくお願いします。
佐原:はじめに、江戸切子とはどういったものなのでしょうか?
林:江戸切子は、来年に190周年を迎える国および東京都が指定する伝統的工芸品の1つで、ガラスの表面に切り込みを入れる美しい文様が特徴のカットガラスです。丹念な手作業で磨き上げることでツヤを出し、透き通る色合いと繊細な柄が、とても幻想的に感じられる伝統的工芸品です。
佐原:高い(技術)レベルが求められるのですね。
林:はい。難関とされる伝統工芸師をはじめ、高度な技術を身に付けた匠の職人たちだからこそ織りなす“美”があります。また、近年は後継者問題が深刻化していますが、我が社では、ゼロからでも伝統工芸士を目指すことができる育成環境を整えてきました。その甲斐もあってか、若い求職者が集まり、現在の職人の平均年齢は30代前半で、その半数が女性です。
佐原:ミツワ硝子工芸が手がける江戸切子の特徴を教えてください。
林:ブランド名は「彩鳳(さいほう)」と言います。国産ガラスを使用し、伝統の赤や瑠璃色のほか、黒、緑、ピンクに青地を混ぜるなどの斬新な色使いが特徴で、文様も伝統柄に加えて現代的なオリジナル柄も積極的に展開しています。
佐原:伝統技術を継承しながら、若い感性も大胆に導入しているのですね。
林:はい。おかげさまで、新作が発表される度に、大手百貨店やオンラインストアでご好評をいただいております。また、贈り物としても最適で、ギフトとして購入される方も多いです。
佐原:林さん、ありがとうございました。商品はECサイトで購入できますので、ぜひ美しい仕上がりをウェブでご確認ください。
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聴取期限 2023年7月16日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:ビズスタ THE REAL WELLNESS
パーソナリティ:佐原雅之(ビズスタ編集長)
放送日時:毎週土曜7:25~7:30
番組サイト:
https://audee.jp/program/show/58664