お笑いコンビ・麒麟の川島明がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」(毎週土曜 17:00~17:55)。「あなたの心を、ここではないどこかへ」をテーマに、ゲストの「ココロが動く(=エウレカ)思い入れのある場所」へと案内していきます。
7月1日(土)放送のお客様は、超新塾・アイクぬわらさん。ここでは、来日当時を振り返りました。
超新塾・アイクぬわらさん
1986年、アメリカ合衆国ニューヨーク州生まれ、シアトル育ちのアイクさん。ワシントン州の私立工科大学を卒業したのち、日本でお笑い芸人になることを夢見て来日。外資大手証券会社「ゴールドマン・サックス」でデータセンターエンジニアとして勤務しつつ、2011年にオーディションを勝ち抜き、お笑いグループ「超新塾」に加入します。今年5月におこなわれた、結成から16年以上経過した漫才師による大会「THE SECOND」では決勝に進出し、注目を集めました。個人の活動としては、2016年から平日・朝の子ども向けバラエティ番組「おはスタ」(テレビ東京系)のMCをつとめています。
TOKYO FMのラジオ番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」。「あなたの心を、ここではないどこかへ」7月1日(土)放送ゲスト:超新塾・アイクぬわらさん
アイクさんがお笑い芸人を目指すきっかけになったのは、高田純次さん! 大学生時代、シアトルにあった日本のアニメ・映画・テレビ番組のレンタルビデオ店にたまたま入ったアイクさん。その頃は日本のことは何も分からず、“ニンジャ”“サムライ”という典型的なイメージしかなかったそうです。もちろん、日本語を話したり、聞き取ったりも出来ませんでした。そんな中、暇つぶし程度で、日本のアニメDVDなどを取り扱うお店に入ったところ、店内のテレビモニターに、おじさんが寝ている人に向かってバズーカを放つ映像が流れており、衝撃を受けたと言います。その映像こそ、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』で高田純次さんが出演していた『早朝バズーカ』の企画。これが日本のお笑いの入口なのだとか。
ここから日本のお笑いに興味を持ち、日本人の店員さんに「もうちょっといろんな日本のコメディを見たい!」と相談したところ、オススメされたのが『ダウンタウンのごっつええ感じ』や、とんねるずの番組、おぎやはぎなどが出演していた『リチャードホール』だったそうです。
*
アイク:『ダウンタウンのごっつええ感じ』のコントとかを観て「面白いな」「もっと知りたいな」と思いました。正直、「俺もやりたい」と思ったんですよ。
川島:アメリカではなくて日本でやりたいって思った?
アイク:日本でチャレンジしてみたかったんです。
川島:アメリカではコント番組ってなかったんですか?
アイク:当時はあまりなかったですね。現実的な場面で笑いをとるっていうのはよくありました。
川島:シュールなお笑いとかはわからないのに、ずっと面白いとは思っていたんだ。
アイク:それで、大学を卒業してから日本に行こうと思いました。
川島:でも、住もうとは思っていなかったでしょう?
アイク:いきなり住むつもりでした。
川島:すごいね!
アイク:僕の考えは「失敗したらアメリカに戻ればいいじゃん!」だったんです。当時、20歳でしたから(笑)。
川島:若いし、やれるだけやってやろうと。ただ、日本語はしゃべれなかったんですよね?
アイク:そうです。完全に舐めていました(笑)。最初、大阪のほうに来日したんですよ。
川島:東京じゃないの!?
アイク:日本に行く前にGoogleで「Japanese Comedy Where?」と検索したら大阪が出たんです。それで新大阪駅に着いて周りを見たら、何を書いているかわからないし、周りの人が何を言っているかわからないし、「ガチじゃん!」って思いました。
川島:当たり前やん(笑)! ドラマやセットやないし、しかも関西弁。いきなり笑いの本場に来てしまったと。
アイク:そこからがスタートです。
▶▶毎週土曜の55分間だけ営業する旅行会社EDC(=Eureka Drive Corporation)の社員たちが担当するPodcast番組(
AuDee、
Spotify)も配信中です。
次回7月15日(土)のお客様は、大林素子さんです。
<番組概要>
番組名:SUBARU Wonderful Journey ~土曜日のエウレカ~
放送日時:毎週土曜 17:00~17:55放送
出演者:川島明(麒麟)
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/wonderfuljourney/