<今回のポイント>
・失われていく文明を記録することによって自分は直接儀式などを伝承できないが、
誰かを触発するかもしれない、という思いを伝えるドキュメンタリー、
金さんは自分の作品を「映像詩」と呼ぶ。
・2017年に行われた5年に一度、3日間にわたる満州民族のおおきな祭りを記録。
2022年はさまざまな事情で祭りは行われず。
いまや、前作に登場した老シャーマンは亡くなり、儀式を伝えるのは2,3の村のみ。
映像に残す使命感を感じる。
・日本の文化と満州文化、アイヌ文化、日本語と満州語には共通点が多い。
・儀式や文化がのちの世代に伝わるのかと危機感を覚える金さんに、
井戸さんは、自身の体験から、遺伝子が伝える何かが作動し、
時代の要請のように何かが下りてきて、思い出す記憶がある、と・・。
金大偉監督の ドキュメンタリー映画「天空のサマン」
2023年7月21日 UPLINK吉祥寺で公開!
出演、店主:井戸理恵子、Organic Cafeゆきすきのくに
薬缶(マスコット):小川康弘
金大偉さんの手掛けた映画音楽「満州サマン」を番組の冒頭にお聞きいただきました!
今すぐ聴く!