山崎怜奈（れなち）がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。（ダレハナ）」（毎週月曜～木曜13:00～14:55）。7月10日（月）の放送は、3人組ダンスボーイズグループ・パワーパフボーイズのAOさん、KANさん、naotoさんを迎え、お送りしました。

（左から）KANさん、パーソナリティの山崎怜奈、AOさん、naoto さん

◆パワーパフボーイズ結成の経緯

パワーパフボーイズは、「Habit」（SEKAI NO OWARI）や「ちゅ、多様性。」（anoさん）など、話題の楽曲の振付を多数手がけるダンスボーイズグループです。3人を前に、れなちは「3人が揃うとパワーがすごいですね。とてもハッピー！」と第一印象を語ります。

まずは3人がダンスを始めたきっかけを聞いてみると、最もダンス経験が長いKANさんは「小学5年生の頃からやっているんですけど、理由はシンプルでお母さんがダンスを始めて、お姉ちゃんが始めて、その流れで」と明かします。

一方で、AOさんは小さい頃にミュージカル「シカゴ」を観たのがきっかけで、「“絶対に舞台に立って踊りたい！”と思って、大学からダンスを始めました」と言います。

そして、naotoさんは「小さい頃からマイケル・ジャクソンが大好きで、彼のミュージックビデオとかを観て、テレビの前とかでずっと踊っていて、いつしかダンスを習いたいと思うようになって始めました」と回顧。

その後、3人は仕事でたまたま出会って仲良くなり、AOさんが2人をダンススタジオに誘い3人で踊ったところ意気投合したそうで、AOさんは「もう（会う前から）大好きと大好きの2人だったので、出会った日に（パワーパフボーイズを）結成しました！」と振り返ります。

◆「Habit」はふざけていたらできた!?

パワーパフボーイズの出世作といえば「Habit」の振付。TikTokを中心に注目を集め、昨年末の「第64回 輝く！日本レコード大賞」や「第73回NHK紅白歌合戦」でも披露されましたが、このダンスについては「特にバズったと言われている（2番Aメロからの）膝を回す振りの部分とかは、（3人で）ふざけながら（振付を）考えていたときに生まれたんです」とAOさん。

naotoさんも「（ダンスがTikTokなどで）バズるとは思ってもいなかったし、みんなにマネをしていただいて僕たちもビックリでした。ただ、僕たちのフリって簡単そうに見えるけど、（踊ってみると）ちょっと難しいところがあるので、そこがみんなマネしたくなるポイントだったのかなと思います」と分析します。

そして「ちゅ、多様性。」の振付についても言及。この曲は、歌詞のパンチが強いぶん、ダンスをシンプルなものにすればギャップができるという思いのもと振付をしたそう。

なお、ダンスを覚えるコツについて聞いてみると、パワーパフボーイズの振付は同じ踊りを繰り返すことが結構多く、ポイントの部分を重点的に“反復練習すること”と、一番は何より“楽しんで踊ること”と言い、また“曲に入り込んで（ダンサーに）なりきること”が上手に踊るポイントだと教えてくれました。

◆目指すは単独公演…デビューシングルリリース！

そんなパワーパフボーイズは、6月20日（火）にデビューシングル「ツメカワイイ」をリリース。聴くだけでハッピーになれるようなバイブス全開の1曲となっており、AOさんは「とにかく、僕たちの心から出てきた“ツメカワイイ”というワード、特に僕らは爪に何かをしているわけじゃないんですけど、かわいい爪を見て“『爪かわいい～』って言いたいだけ”っていうところがポイントです（笑）」と解説します。

また、同曲はメンバー3人で作詞をおこない、作曲にも関わり、ミュージックビデオにも関与するなど、とにかく全部を自分たちで決めてきたそうで、「（衣装も）自分たちで渋谷と原宿を駆け回って探しました！」とAOさん。

とはいえ、皆さん歌手になりたいわけではなかったそうですが、“自分たちの曲で踊りたい”“自分たちの世界観をもっと押していきたい”という思いから音楽制作を始めたそうで、今後は単独公演を目指したいと意欲を見せていました。

＜番組概要＞
番組名：山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時：毎週月～木曜 13:00～14:55
パーソナリティ：山崎怜奈
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/darehana/