スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
7月9日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた相談メッセージを紹介。江原が、さまざまなアドバイスをお届けしました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
私は3度の結婚をしています。1度目の結婚時に長男、2度目の結婚時に次男と長女を授かり、3度目の結婚では子どもはいません。
長男が結婚して、私も最初は祝福していましたが、その頃から長男の相手の家族との意見が合わないことが多く、未熟な私は長男ともケンカ別れのようになり、現在は連絡を取らない次第です。
その前から私は、自分の親やきょうだい、親戚などと折り合いが悪く、父の死に際も連絡をもらえなかったため、最後に話をする機会を自分で逃してしまいました。
今回、長男ともケンカ別れのようになり、改めて自分の未熟さにガッカリしていましたが、そもそも親姉弟など、家族との縁がいつも困難になります。私の未熟さが招いているのでしょうか。その場合はどうしていったら良いのでしょうか。
<江原からのアドバイス>
江原:まず、結婚の回数が多いのは、いけないことなのでしょうか。子どもたちの親がそれぞれ違うことは、いけないことなのでしょうか。固定観念に捉われすぎかもしれません。その都度「結婚したい」と言ってくれる人がいるのだから、すごいことです。ということは、幸せでしょう? 子どもさんを持って幸せでしょう? だから、そう見ると何も悪いところはありません。あることはただ1つ、過干渉なのではないか、ということです。
「親子だから、こうしなければいけない」「きょうだいだから、こうしなければいけない」という考え方。それは誰が決めたのでしょうか? そうした固定観念がなければ、トラブルになることはあまりないのです。
以前、私がテレビ番組「国分太一・美輪明宏・江原啓之のオーラの泉」(テレビ朝日系)に出演していたとき、美輪さんがよく「家族でも馴れ合いはするな」と、おっしゃっていました。例えば、家族で食卓を囲んでいるときに「醤油取って~」ではなく、「そこの醤油を取っていただけますか?」と言いなさいと。家族相手でも常にきちんとした人としてのスタンスを取りなさいということです。家族相手に、ぞんざいに何だかんだと言ってはいけない、ということですね。
奥迫:なるほど。親しき仲にも礼儀ありですね。
江原:そうです。家族相手でも「あなたはそう考えるんですね。私はこう考えます」という、責任主体のスタンスをきちんと保てばいい。それを過干渉気味に「それ、おかしい!」と言ってはいけないんですよ。
奥迫:いくら家族といえども、一人ひとり人格があって、そこを尊重しなければならない、ということですかね?
江原:そうです。できないのなら仕方ありませんが、ご家族の死に際のご挨拶も、極力できたほうが良いですよね。そうした連絡は学校のクラスの連絡でもできるくらいですから、できるならば普通にご連絡を取れる間柄になれるようにしましょう。人と人はそれなりの距離をもってこそいけるもの。それが愛なんじゃないかなと思います。
奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「調和とは、それぞれを尊重することなのです」
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聴取期限 2023年7月17日(月・祝) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/oto/