スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
7月9日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた相談メッセージを紹介。江原が、さまざまなアドバイスをお届けしました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
私は3人の男の子のシングルマザーです。貧乏だったものの、30歳になった長男は無事に結婚し、28歳の次男は東京大学博士号を取得し、それぞれ頑張っています。ただ、父親違いの23歳の三男は、中学2年から不登校でした。社会に出るかと思いきや、どの仕事もすぐに辞めてしまいます。
三男はとても繊細で神経質なところがあり、5年間の不登校を思えば、「仕事をしようと思っただけでもいいか……」と思って見守ってきました。もともと口数の少ない子どもでしたが、反抗期がそのままなのか、怒ると私への当たりがとても強く、付き合っている私の彼氏が驚くほどです。彼からは「世話になっている母親に対しての態度ではないよ」とまで言われてしまいました。
私の育て方にも大いに原因があるとは思っています。そして、近くに父親のいる長男・次男に比べ、父親のいない三男は不憫だと思いすぎて、甘やかしていたのもあります。彼氏からの言葉でふと気付いて、「少しずつ関係を変えていかなければ」と思いました。江原さん、どうかアドバイスをお願いいたします。
<江原からのアドバイス>
江原:私はこのメールを読んで、むしろ三男さんの立場に味方してしまいます。母親にこういう思いでいられたら、たしかに腹が立つかもしれません。日々そばにいて「不憫だ」とか「この子はこういう子だ」と言われ続けて、かわいそうです。三男さんも、確かに自分でも不甲斐ないのだと思いますが……。
奥迫:お兄さんたちが良い学校を出られているとか、結婚されているとか、やっぱり何か比べられているような気もしないでもないわけですよね。そうすると、三男さんの気持ちが分かる気がします。
江原:言葉にしなくても伝わるものってありますからね。長男は結婚していて、次男は東京大学の博士号だと、わざわざメールに書くほどですからね。ご立派なことですが、そういうのが伝わると、かわいそう。三男さんのことを尊重していればいいわけです。そこを依存させてしまうから、付き合っている彼氏が驚くほど、怒ると当たりが強いのかもしれません。
また、「私の育て方にも大いに原因がある」と言ってしまうと、三男さんも立つ瀬なしという感じで、それが気の毒です。もう少し彼を尊重してあげるほうが、改善が早いのでは、と私は思います。
三男さんは一番末っ子ですから、かわいくて、どこかで「よしよし」のほうになってしまうのではないでしょうか。意外と問題なのは、相談者さんのほうなのかもしれません。そこにハッと気づいてくれると嬉しいなと思います。
奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「調和とは、それぞれを尊重することなのです」
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聴取期限 2023年7月17日(月・祝) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/oto/