音楽界の頂点に登り詰めた天才的な女性指揮者の重圧と苦悩を描いたドラマ。
主演はケイト・ブランシェット、ノエミ・メルラン、ニーナ・ホス
監督・脚本はトッド・フィールド。16年ぶりに手がけた長編作品です。
世界最高峰の名門オーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団で、女性として初めて主席指揮者に任命されたリディア・ター。
音楽界の頂点に立った彼女は作曲者としても活躍し、数々の賞を受賞、自伝の出版も控えるなど多忙な日々を送っていました。
そんなある日、ターがかつて指導した若手指揮者のクリスタが自殺したというショッキングな一報が入ります。
ターは巻き込まれることを恐れてクリスタとの関わりの痕跡を消すためメールを消去しますが、
クリスタの自殺についてターを告発する動きが・・・。
同時に楽団員たちとの間にもきしみが生じ、さまざまな重圧や疑惑に追い詰められていくのです・・・