■作者 :本間はるか(ほんま はるか)
■タイトル:「揺らぐ」
■画材・作成年など:サイズ 910mm × 727mm、アクリル・墨・クレパス・パステル・メディウム・粉末剤、制作年 2018年
■作家プロフィール
1994年生まれ 横浜市在住19歳から本格的に絵画制作を始める。初期の作品は具象画であったが、年々抽象的な作風へと変化していった。いつしかその作品は本間の自己投影のように、彼の心を表す心象風景となっていく。垂らす、削る、吹く、撒く、散らす、描く、幾重にも繰り返される本間の所作ともいうべきその手法は、彼の呼吸であり、血流のようにも思える。指先から生命を絞り出すかのように、自身を作品へ投与する。制作は自問自答を繰り返すように、静かに自分と向き合い、深く自身を見つめる。何も語らず、2ヶ月、3ヶ月という月日をかけ、一枚の鼓動する生命体は完成する。嘆き、苦悩、葛藤、喜び、平穏、その中に揺動し、本間は自身の精神世界を表す。自分は何者か、生きるとは何か、静かに問い続けるように...。
■経歴など
2014年 あーとすたじお源 所属2017年 FLAT展 麻布十番ギャラリー2019年 ふたりの作家の物語 ギャラリー而今艸2019年 在処~異彩を放つ三人展 銀座中央ギャラリー2020年 こんなの見たことない プラスワンエージェント2021年 騒ぐイマジネーション・障害のある作家展金沢エムザ美術サロン(段々色ギャラリー企画)2021年 本間はるか個展 松坂屋上野店美術画廊2022年 騒ぐイマジネーション・障害のある作家展金沢エムザ美術サロン(段々色ギャラリー企画)2023年 本間はるか展(9月開催予定) 段々色ギャラリー