スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。7月23日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた相談メッセージを紹介。江原が、さまざまなアドバイスをお届けしました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
私は九州に住む40歳です。今日は父親のことでメッセージしました。
父親は70歳になるのですが、病気を患っていて、日に日にネガティブ思考になっています。「自分は生きていても仕方ない」と呟いていて、どう言葉をかけて良いのかわからず……。
江原さん、どうしたら良いですか? 教えてください。
<江原からのアドバイス>
奥迫:40歳の方からの相談です。みなさん、親御さんのことでいろいろありますよね。
江原:相談者さんのお父様は70歳だから、そんなにお年というわけではないけれど、ご病気を患っているんですね。
奥迫:お父様がこうした言葉を言われているということは、「何か励ましの言葉を聞きたいのかな?」なんて思います。私だったら「お父さんが生きていてくれるだけで、ここにいてくれるだけで、私はとっても幸せだよ」ということを伝えたいです。江原さんはいかがですか?
江原:おっしゃるとおりだと思います。「自分は生きていても仕方がない」と本当に思っている人は、そう呟かないと思うんです。不甲斐ないんだと思うんですよ。70歳って、まだお若いですから。それなのにご病気を患っていて「こんな自分で……」という思いがあるのでしょう。だから、相談者さんができるのは、とにかくお父様の言葉を聞いてあげることだと思います。「そんなことないんじゃない?」とか「いてくれるだけでうれしい」とか。
あとは、言葉だけではなくて、何かを食べたときに「お父さん、これおいしいね!」とか「今日もご飯がおいしいね!」とか、生きている喜びを全部伝えましょう。「お父さん、今日は良い天気だよ」とか「涼しい風が入ってきて気持ちいいね~」とか全部ポジティブに、生きていることへの賛美があったら良いのではないかな? と思います。
奥迫:そうですよね。その言葉を聞くだけで、方向性が転換されていくというか……。マイナスに入りそうでも、その些細な喜びによって「幸せなんだ!」と気づきますよね。
江原:そうですね。その“気づき”を促すというか、ポジティブに切り替える。ただ、強引に切り替えようとしてはいけません。まずは「そうなんだね」と聞いてあげてください。(ネガティブなことを言われても)「そう思わないけどな」と言いながら、「お父さん、あれ見て!」とポジティブな話題に切り替えて、そちらの方向に持っていきましょう。
今のお父様の言葉を重く受け止めてはダメです。それを上手にポジティブな流れに変えていくことが大事だと思います。
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「話し上手は聞き上手なのです」
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7月23日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年7月31日(月) AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/