第407回 髙橋礼華さん①

ゲストは、元バドミントン日本代表選手で、 リオデジャネイロオリンピック 金メダリストの髙橋礼華さん。

https://www.instagram.com/ayataka419/

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髙橋礼華 さんは、1990年生まれ。奈良県橿原市のご出身。

6歳からバドミントンを始め、2009年に日本ユニシスに入社。

高校時代からペアを組んでいる 松友美佐紀選手と数々の大会で好成績をおさめ、

2016年のリオデジャネイロオリンピックで、

日本のバドミントン史上初となる、金メダルを獲得されました。


「選手村の中は、オリンピックってすごい、という雰囲気があったんですけど

 体育館に入れば、いつも戦っている選手たちと顔を合わせる毎日だったので、

 思ったよりも緊張しませんでした。メダルが獲れるとは思ってなくて、

 オリンピックを毎日楽しみたい、と思って、ただただ試合に集中していました。

 大会期間中にメダルが決まった日からは、携帯が鳴り止まなかったです。

 決勝の前日に、金メダルを取れば、帰りの飛行機がビジネスクラスのなると知って

 金メダル獲らないと!という気持ちも強くなりました(笑)
 帰国した時は、出迎えてくださる方の人数に驚きましたし、

 高校生たちに”タカマツペアだ!”って声かけてもらったりして、

 オリンピックってすごいんだ~って実感しました。」


2020年に現役を引退され、後進育成に力を注がれています。
引退の理由の1つには、東京オリンピックの延期もあったそう。

3月の全英オープン後、残り数ヶ月あった東京オリンピックのレースが残っていたものの

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全て中断されました。

「日本に帰ってきて、自粛期間始まって、体育館にも行けない日々でした。
 その間にいろいろ考えていて…本当なら、次の練習が始まった時のために走ったり
 身体を動かさなきゃいけないって思うはずなのに、考えられなくなって。
 オリンピックの開催されるか分からない状況で、来年31歳になって

 オリンピックレース3位の自分に、1位2位を追い抜く気持ちがついてくるのか… 

 その時に『やりきったのかな』って気持ちが出てきてしまいました。

 目標なくやり続けるのは難しくて、松友にも意思を伝えました。」

引退後は、自身のやりたいことをたくさんしよう!と楽しくすごされ、
昨年には出産。1児のママでもいらっしゃいます。


また、後進育成を続けられ、今年の春からは、
ロンドンオリンピック銀メダリストの藤井瑞希さんと一緒に、
新しいプロジェクト:小学生向けバドミントンアカデミー『M-BASE』を
地元:奈良県からスタートされました。

「選考会を経て、今は小学生3年生から6年生までの16名、

 シングルス限定で月に1度奈良県で指導しています。

 Instagramで活動の様子をあっぷしていますので、ぜひご覧ください」

▼ M-BASE Badminton Academy 公式Instagram

https://www.instagram.com/mbase_badminton/


来週も、髙橋礼華さんにお話伺います。

お楽しみに!



M.  HERO  /  安室奈美恵