第408回 髙橋礼華さん②

ゲストは先週に引き続き、元バドミントン日本代表選手で、 リオデジャネイロオリンピック 金メダリストの髙橋礼華さん。

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髙橋さんは、奈良県橿原市のご出身。
幼少期から活発で、スポーツが大好きな女の子だったそう。

小学校1年からバドミントンを始める中、

他にもピアノ、スイミング、学習塾など習い事をしており
毎日習い事に忙しい小学生時代を送っていたのだとか。

「もう、ピアノは練習せずに行って怒られる、みたいな感じでした(笑)

 あと、私、動体視力はいいんですけど、身体能力は全然高くなくて…鈍臭いんです。

 バドミントン以外は出来なくって、卓球もめちゃくちゃ下手くそなんですよ(笑)」

中学は、宮城県・仙台にあるバドミントン強豪校へ、自分の意思で進学。
その時、父から『泣いて帰ってくる場所は無い』と厳しく言われたことで
必死に練習に打ち込む毎日につながった、とのこと。

高校では、先生からの驚きの発表で、
一緒に金メダリストを獲得した、
松友美佐紀選手とペアを組むことになりました。

「それまでは、お互いシングルスがメインでやっていましたし

 他学年とのペアなどもしたことなかったですし…

 今まで練習でも一緒にやったこともなかった同士で驚きました。
 オリンピックの後、先生に何故組ませたか聞いたら、

 『シングルがお互い強かったから頑張らせたくて、

  ペアを組む時に余った結果、2人でいっか、

  と思って組ませたら金メダルになった』って言ってました(笑)」

中学高校を宮城県・仙台で過ごした髙橋さんは、

現在、みやぎ絆大使も務めていらっしゃいます。

2011年の東日本大地震当時は、全英オープンのためイギリスにおり
朝起きて、ニュースで被災状況を知ったのだそう。

「中学の時の友人で、今でも行方不明の子がいますし
 寮や体育館の被災状況も聞いて、信じられない状況で…。
 たくさん声をかけることもできなかったので。今はもう自分ができることを続けて、
 結果を残すことで少しでも被災された方々が笑顔になってくれれば、
 という思いでバドミントンに打ち込んでいました。」

震災から5年後、リオ五輪で見事金メダルを獲得!
宮城県・仙台にも、大きなパワーを届けられました。

「私はもう引退しましたので、結果で恩返しはできないですけど、
 これからも仙台で何かできることがあれば、といつも思っています。
 夏休み、もしリスナーさんが仙台に行かれることがあれば、

 帰りに新幹線で食べるものを、駅弁も良いんですけど

 牛タン通りで、弁当としてテイクアウトすると、ちょっと贅沢でオススメですよ!」


最後に、髙橋礼華さんにとっての元気の源を伺いました。

「1人で育児していることが多くて、自分の時間があまり無い状況なんですけど

 最近は、爆買いにハマっていて…(笑)

 迷いなく買うことが、元気につながっています(笑)
 あとは、現役の時からなんですけど、好きな漫画をスマホで読んでから寝たりします。
 試合ではキュンは出てこないので、漫画でキュンを補給、みたいな(笑)」


2週にわたり、ありがとうございました!



M.  ちゅきちゅきハリケーン  /  なにわ男子