第409回 岡島秀樹さん①

今週からのゲストは、野球解説者の岡島秀樹さん。

https://ameblo.jp/okajima-37/

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岡島さんは、1993年にドラフト3位で、投手として巨人軍に入団。
その後、メジャーリーグ、ボストン・レッドソックスなど、日米6球団で活躍。
投げる瞬間に顔を下に向けて投げる独特のフォーム、ノールック投法で、
投手として22年間で、通算815試合に登板されました。
2015年に現役引退され、現在は野球解説者として活動されていらっしゃいます。

岡島「日米の違いですと、まず、雰囲気も違いますけど

   ボールの縫い目やマウンドの傾斜や硬さも違います。
   ピッチャーだと投げ方は変えないといけないと思いますけど、

   僕は変えなくても平気でした。練習方法もアメリカは時間が短いんですよ。
   それでも質が高くて、キャンプの時から(日本の時とは)変わっていきますよね。」

メジャーリーグへ挑戦する選手も年々増えていく中、
向き不向きというのはどうしてもあるそうで…

岡島「性格じゃないですかね。

   やっぱり、日本とアメリカでは全然環境も違うので、
   気になることも多いんですよね。それを上手く力に変えるメンタルがないと

   アメリカではやっていけないのかな、と。

   図太さがあって、芯がないと崩されていきますよね。
   結果がすべての世界なので、結果を残せば賞賛されて、悪ければブーイング。
   僕は、そこは逆にやりがいがありました。」

現在、大谷翔平選手の通訳を務める、
水原一平さんともアメリカで出会っていました!

岡島「彼は、ルーキーで若くて、野球も出来なかったですね!

   バスケの格好で(笑)似合ってましたけど(笑)

   すごく熱心で良い方で、今は、大谷くんのボールも取れるようになりましたね~。
   日本の通訳とは全然違って、選手と二人三脚で、

   球団との話だけでなく、家の周りのことも、選手を守るようなことも、色々やってくれます。

   選手を最優先に考えて、野球をやりやすい環境を考えてくれるのが通訳さんです。」

現在はメジャーリーグ中継での解説もされている岡島さんに、
大谷翔平選手の二刀流のスゴさについても伺いました。

岡島「二刀流っていうのは、人の2倍以上練習しなくちゃいけないところを

   普通に見せているのもすごいです。

   投げた後は、身体の色んなところが張ったりしますから、

   投げた次の日に、打者で出るというのは、ありえないことなんですよ!
   もう、大谷選手は他の人と比べたらダメなんです!異次元なんです(笑)
   彼は、野球を第一に考えて、身体のケア、睡眠についても大事に考えていますよね。
   それに、あのニューヨークに行っても外食しないのって、大谷選手くらいじゃないですか?!」

二刀流として、現地アメリカでも認められるようになった大谷選手。
日本のみならず、世界から愛される選手になっています。

また、岡島さんが在籍されていた、

ボストン・レッドソックスでは、吉田正尚選手も大活躍中!

岡島「大柄の選手が多い中で、

   173cmという小柄でも、打ち返せるというのはすごいことですよ。

   彼は、早い球に負けないですよね。日本人選手は、動いて早い球に苦労するんですけど

   それを捌けているのは、すごい技術なんです。

   広角に打てる技術、パワーもあって、すごく良い選手です!」


来週も、岡島さんにお話伺います。

M.  Wake Me Up  /  Avicii