スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。7月30日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた相談メッセージを紹介。江原が、さまざまなアドバイスをお届けしました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
2年ほど前に亡くなった実家の猫の納骨について教えていただきたく、メッセージいたしました。
猫はお寺で火葬していただいたあと、まだ納骨せずに骨壷に入ったまま実家のリビングに置いてあり、父が毎日お水を取り替えております。
ずっとこのままにしておくのは良くないと思うので、お寺の動物専用の共同墓地に亡骸をおさめてあげたほうがいいのか、実家の庭を掘ってお墓を作って納骨してもよいものなのか、アドバイスをお願いできますでしょうか?
<江原からのアドバイス>
江原:今まで、なるべくこの現世のさまざまな習慣に合わせて(スピリチュアルについて解説する)本を書いてきましたが、究極、すべては心なんです。「ずっとこのままにしておくのも良くないので……」と言われているのも、昔の言い伝えや宗教的なことを気にされてのことだと思います。
でも、私は「ずっとこのままにしておくと災いがある」のように捉える人がいるのが嫌なんです。本当に自分が愛していたなら、災いなんて思いません。亡くなったのが人でも同じです。だから災いを恐れているのだとしたら、自分の心得が違うのではないか? と思ったほうがいい。
ただ、「ずっとこのままにしておくのは良くない」と思うことにも、一理あります。どういうことかというと、自分が悲しみから抜け出せなくなってしまっているとき。お骨(おこつ)を置いて、毎日水やりするのは良いですが、ペットの名前を「○○ちゃん……○○ちゃん……」と呼びながら、未練があるままやっていると、その子のためにならない。
奥迫:そうですね、ペットも喜ばないですよね。
江原:そう。「行くべきところに行って、楽しくやってね」「お友達のところに行きなさい」って言ってあげるべきです。私にも愛犬がいますが、見送るときは「いつか向こうで会おうね」と言っています。
自分の心を解き放つことができれば、動物にも「心配しないでね」「自由にね!」と言ってあげられる。人も一緒ですよ。私はスピリチュアリストとして35年になりますが、つくづく「形ではない。型ではない。心である」と思います。やはり大事なのは愛です。
奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「大切なのは“心”です。それがスピリチュアルです」
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7月30日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年8月7日(月) AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/