吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也のチャレンジ&カバー」(毎週月~金曜14:55~15:00)。リスナーの切実なお悩みや質問に、世界の一線で戦ってきた経験や思考を基に、吉田麻也が90秒でアドバイスを送ります! 8月1日(火)の放送では、すね当ての必要性について語りました。
吉田麻也
<リスナーからのメッセージ>
「(海外サッカーの)試合を観ると、『すね当てをつける意味がないのでは?』というくらいソックスを下げている選手を見かけますが、何か意味があるのでしょうか?」
吉田:結論から言うと、意味はないんじゃないかな(笑)。僕はピシッと上げるタイプだから、いつも不思議に思います。最近だとマンチェスター・シティのジャック・グリーリッシュや(アトレティコ・マドリードの)メンフィス・デパイ、ちょっと前の有名選手だとフアン・セバスティアン・ベロンやマヌエル・ルイ・コスタ、フランチェスコ・トッティなど、わりとテクニシャン系の選手に多いですね。日本だと大久保嘉人(おおくぼ・よしと)さんなどが(ソックスを)下げていましたね。
一説によると“ふくらはぎを締め付けられるのが嫌い”という選手がいるらしいです。それによって(足が)つりやすくなる感覚があるから、(ソックスが)引っかからないように下げているとか。でも多くのヨーロッパ選手は、すね当てを付けていてもサイズが小さいから、あれは本当に意味がない。なぜあれをつけているんだろう……。
僕のポジション(ディフェンダー)は結構危ないポジションなので、すね当てがないと大変なことになります。実際、試合中にすね当てが横にズレてしまっていたタイミングで、思いきり(相手選手の)スパイクがすねに入り、その影響で今でも残っている傷があります。
だから、良い子はすね当てをつけることを絶対にオススメします! 長谷部(誠)さん(アイントラハト・フランクフルト)なんて、練習のときからハイソックスで、常にすね当てをつけているんだから。ただ、それぐらい気をつけていても損はないと思います。
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8月1日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年8月9日(水) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:吉田麻也のチャレンジ&カバー
放送日時:毎週月~金曜14:55~15:00
パーソナリティ:吉田麻也