レイザーラモンRG、漫画家目指して『ヤンマガ』『ガロ』に“持ち込み”していた!?「絵がまだまだなので、まずは水木しげる先生の模写をしましょうと(笑)」

お笑いコンビ・麒麟の川島明がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」。「あなたの心を、ここではないどこかへ」をテーマに、ゲストの「ココロが動く(=エウレカ)思い入れのある場所」へと案内していきます。7月22日(土)放送のお客様は、レイザーラモンRGさん。ここでは、お笑い芸人になったきっかけについて語り合いました。


レイザーラモンRGさん



1974年生まれ、熊本県出身のRGさん。立命館大学のプロレス同好会で現在の相方・レイザーラモンHGさんと出会い、1997年10月、レイザーラモンを結成。吉本新喜劇などで活躍し、HGさんのブレイクを機に東京へ進出。最初はHGさんの陰に隠れながらも、次第に存在感を増し、“あるあるネタ”などで人気を博します。


TOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」。7月22日(土)放送ゲスト:レイザーラモンRGさん



◆当初は漫画家を目指していた!?

川島:どうやってお笑いに入っていきました?

RG:最初は、大学時代に心斎橋2丁目劇場で千原兄弟さんたちを観ていたと同時に、東京のお笑いは「ボキャブラ天国」(フジテレビ系)で盛り上がっていて、両方を観ていました。俺、大学の途中からは漫画家を目指してめちゃくちゃ漫画を描いていたのよ。

川島:そもそもの夢は漫画家なんですね。

RG:大学3年生のときまで月に1回は必ず漫画を描いて、わざわざ出版社まで原稿を持って行っていたのよ。「ヤングマガジン」(講談社)とか「月刊漫画ガロ」(青林堂)とか。

川島:持ち込み!

RG:いろいろ言われて「絵がまだまだなのでまずは模写をしましょう」と、水木しげるさんの本を渡された(笑)。

川島:まず、絵が下手ですと言われたんですね(笑)。

RG:そうそう(笑)。そうやって漫画を毎月描いていたんだけど、大学4回生ぐらいになって、最後の思い出づくりに2丁目劇場のオーディションを受けようと。お笑いも好きだから。当時、学生プロレスで一番お笑いに理解あったのが、リングネーム「ギブアップ住谷」こと、住谷正樹くん。

川島:のちに相方になるレイザーラモンHGさんですね。

RG:「2人で組んで、プロレスを基にしたコントを1本やってみない?」と声をかけて、2丁目劇場のオーディションをやってみたら受かって。そのあとに「今宮子供えびすマンザイ新人コンクール」というコンクールもあるよと言われて出たら、それも優勝した。

川島:すごいですね。2戦2勝。

RG:そのあとに「ヤンマガ」のギャク大賞みたいなものに送った漫画が「もう一歩で賞」で入選した。

川島:漫画家としても惜しいところまでいったんですね!

RG:そう。でも、お笑いでいけるってわかったから、すみませんって感じで。そこで漫画家は諦めてお笑いの道に行った感じ。

川島:けっこう順風満帆なスタートだったんですね。先々まで考えていなかったからこそ、逆にバンと花火をあげることができたと。

◆即興音楽をバックに30分間“あるある”を熱唱!?
8月5日(土)~8月18日(金)まで、東京・グレースバリ銀座店にて開催される新型エンタメコメディショー「THE EMPTY STAGE GRAND(ジ・エンプティ・ステージ グランド)2023 SUMMER」にRGさんも出演します。ワンマントークショーと即興コントで構成されるライブで、RGさんは8月10日(木)公演のワンマントークショーに出演。即興音楽の伴奏にのせて、RGさんが“あるある”を30分間歌い続けるそうです。詳細は公式Webサイトまで。

▶▶毎週土曜の55分間だけ営業する旅行会社EDC(=Eureka Drive Corporation)の社員たちが担当するPodcast番組AuDeeSpotifyも配信中です。

次回8月12日(土)のお客様は、宮藤官九郎さんです。

<番組概要>
番組名:SUBARU Wonderful Journey ~土曜日のエウレカ~
放送日時:毎週土曜 17:00~17:55放送
出演者:川島明(麒麟)

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