「冗談じゃない!」社内の反対意見を押し切り『タニタ食堂』を展開 革新的なプロダクトを生み出す「タニタ」のチャレンジ精神、ユニークな働き方を紹介


(左から)「ONE MORNING」パーソナリティ・ユージ、「タニタ」代表取締役社長・谷田千里さん



7月24日(月)のTOKYO FMでは「TOKYO FM タニタ1DAY」をオンエア。「ONE MORNING」から「Skyrocket Company」までの6つのワイド番組に、体脂肪計・体組成計などをはじめとするプロダクトと「タニタ食堂」「タニタカフェ」などのサービスを通して、“健康”をトータルにサポートする健康総合企業「タニタ」代表取締役社長・谷田千里さんとタニタで働く方々が出演。タニタのユニークな働き方や企業の取り組みを紹介しました。

(左から)ユージ、「タニタ」谷田千里社長



◆タニタの“チャレンジ”

朝のワイド番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜6:00~9:00)のコーナーで、今、新しい生活の中で注目されているアイテム・企業・人物などにフォーカスするコーナー「NEW TREND ONE」に登場したのは、代表取締役社長・谷田千里さん。“タニタのチャレンジスピリッツ”について語りました。

「TANITA」ブランドの体脂肪計・体組成計をはじめ、栄養バランスが整った社員食堂のメニューを忠実に再現した定食を提供するレストラン「タニタ食堂」、そのレシピ本なども注目を集める健康総合企業・タニタ。

谷田さんが社長に就任したのは36歳のとき。経営者として歩んできた15年で常に心がけてきたことは「主体性」と「チャレンジ」でした。当時、社内から「メーカーがサービス業をやるなんて冗談じゃない!」と反対の声もあった「タニタ食堂」ですが、コンテンツとしての可能性を感じ、時代に応じて変化することが会社の未来を切り開くと企画を推し進めたのが谷田社長でした。

そんな谷田社長が、社員のさらなる“主体性とチャレンジ精神”を浸透させるために、“新しい働き方”の仕組みとして2017年から導入しているのが「日本活性化プロジェクト」です。

タニタでは、希望する社員は会社を退職して個人事業主となり、雇用契約から業務委託契約に切り替えて働ける仕組みを導入。働き手一人ひとりが働き方を選択し、主体性を発揮しながら、さまざまな分野でチャレンジできる選択肢となっています。

挑戦した結果、たとえうまくいかなかったとしても、それは「チャレンジ」だと未来を見つめる谷田社長。今回の対談の完全版の特別動画は、YouTubeのTOKYO FM公式チャンネルで公開中です。


続いて昼のワイド番組「Blue Ocean」から「Skyrocket Company」まで、6名のタニタで働く方々が登場し、「タニタのユニークな働き方」を紹介しました。

◆子育て・仕事の両立、管理栄養士の資格を生かして働く

まず「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜9:00~11:00)に出演したのは、新商品推進部 販売促進課の白井貴子さん。

白井さんはタニタの体脂肪計・体組成計などの販売にあたり、家電店などで扱うパンフレットやカタログの制作、キャンペーンの企画・運営など、商品の販売促進を担当。学生時代に栄養学を専攻し、管理栄養士の資格がある白井さんは管理栄養士の資格を活かして販売促進とは別の業務にも携わっています。

小学生の2人のお子さんの母であり、子育てと仕事を両立する白井さんは「“やってみたい!”と思ったことは挑戦したい」と意気込みます。タニタには育児フレックス制度や1時間単位で有給休暇が使える制度があるそうで「それらを活用することで時間の都合がつけやすくて、とても助かっています。他にも上司や部署のメンバーに相談をしやすい環境なのでありがたいです」と、タニタでの働きやすさについて語りました。

◆転職時の希望を叶え海外駐在

続いての番組「ALL-TIME BEST~LUNCH TIME POWER MUSIC」(毎週月曜~水曜11:30~13:00)では、タニタのヨーロッパ拠点で活動されている社員の方にリモートインタビューを実施。「Tanita Europe B.V.(タニタ・ヨーロッパ・ビー・ブイ)」の中野俊太郎さんが登場しました。

現在、オランダのアムステルダムで働いている中野さんは、ヨーロッパと本社のパイプ役を担っています。

「日本で発売される新商品の情報などを現地社員に共有し、ヨーロッパ全域で販売できるチャンスがあるかをマーケティングメンバーと検討して商品化したり、現地スタッフとの営業同行やシステム関連の業務をしたりするなど、幅広い業務を担当しています」と仕事内容を説明。

もともとは新卒入社で化粧品会社に就職し、国内の営業をしていたという中野さん。友人が海外を拠点に活動をしており、その活躍を聞いて「自分も海外で働いてみたい」と、転職してタニタに入社。海外での仕事は「最高に楽しい」と充実している様子でした。

中野さんはタニタについて「自分でどんどんアピールしていけば、チャンスを与えられる企業」だと語ります。今後については「地道な啓発活動などでタニタのブランド認知度をどんどん広げていきたい」と、ヨーロッパでのタニタの認知度向上に意欲を見せていました。

◆“動画制作”でも活躍する法務・知的財産部員

続いての番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」(毎週月曜~木曜13:00~15:00)には、「タニタ動画プロジェクト」でも活躍する法務・知的財産部 知的財産課の鈴木知美さんが出演しました。

(左から)タニタ1DAYアンバサダー・JOY、「タニタ」知的財産課・鈴木知美さん



特許や意匠の出願、調査、管理などを行う法務・知的財産部の仕事を「同僚が苦労して開発したアイデアやサービスを守ること。お客様に役立つ商品を届けるうえで重要な業務」だと説明。

そんな重要な仕事と並行して、「タニタ動画プロジェクト」にも携わっているという鈴木さん。同プロジェクトでは現在、タニタの商品やサービスを紹介するYouTubeの動画制作・投稿も行っています。もともとプライベートで動画制作をしていたという鈴木さんですが、社内SNSで「YouTubeの動画をつくりたい人はいますか?」という募集を見つけ、自ら応募したそうです。

鈴木さんは、動画プロジェクトについて「タニタには、社長と同じぐらい面白い人やユニークな人がたくさんいるので、その人たちを紹介したり、もっとポップに商品やサービスを紹介したりして魅力を伝えられたら」と語りました。

鈴木さんはタニタについて「『より良くしていこう』という声を聞いてくれる会社」だと語ります。動画プロジェクトに参加することで、普段関わってこなかった部門で働く人々との関わりができたため、会社での働きやすさも増したそうです。鈴木さんは動画制作経験者ですが、未経験の社員も参加していると話していました。

◆“中の人”…実はフリーランス!?

続いての番組「THE TRAD」(毎週月曜~木曜15:00~16:50)では、タニタ公式Twitter(現・X)のアカウントを担当している、通称“中の人”が登場しました。仕事内容として、SNSの運用をする他、アニメやキャラクター、さまざまなコンテンツとコラボレーションしたタニタの新しい商品やサービスの企画をメインの業務として行っています。

実は、“中の人”は社員ではなく個人事業主として働いているそうです。もともと新入社員としてタニタに入った“中の人”は、個人事業主としてタニタの業務を受託する「日本活性化プロジェクト」がスタートした2017年にタニタを退職し、現在の契約に切り替えてタニタの業務に従事。

この働き方について“中の人”は「フリーランスと社員のいいとこどり。2つを組み合わせて仕事をしているような状態」「自分で責任を持つ仕事が、社員時代よりも+αでできている実感がある」とメリットについて語りました。

また、心の健康づくりと関連づけて「音楽フェスを主催する」といった提案を行い、タニタの業務のひとつとして取り組んできた“中の人”は、今後は「スポーツチームのサポートなどもしていきたい」と語り、Twitter(現・X)のフォローも「ぜひお願いします」と呼びかけていました。

◆移住先から新商品・サービスを開発

最後の番組「Skyrocket Company」(毎週月曜~木曜17:00~20:00)に登場したのは、開発部 生体科学課の和智湧斗さん。先ほど紹介した“中の人”同様、「日本活性化プロジェクト」の仕組みを利用してタニタで働き、2020年3月に東京から離れ、現在は長野県松本市で暮らしています。

(左から)タニタ1DAYアンバサダー・JOY、「タニタ」生体科学課・和智湧斗さん



普段は、からだを構成している筋肉や脂肪、骨などのデータを利用して商品開発に取り組んでいるという和智さんは、“体組成といったからだの情報”をキャラクターに反映させて、操作して遊べるゲームを開発。これまでのタニタの商品やサービスとは異なる視点で健康へのアプローチをしているそうです。

もともとは正社員として働いていた和智さんは、当時からの変化について「部署の業務にとらわれずに、自分で仕事を選択できるので、より集中できて、やりがいを持って働くことができます」と説明。勤務形態が自由になったことも大きな変化だと語りました。

「部署だけではなく、会社の枠にもとらわれないので外部の方との関わりも増えました。エンジニアとして、より成長できているなと日々感じています」と語る和智さん。リスナーに向けて「個人事業主になったことや長野に移住したことは本当によかったと思いますし、これから挑戦する方に私が貢献できればとても嬉しいです」とメッセージを送りました。

1日を通して谷田社長の思いや、枠にとらわれないタニタでの働き方を紹介しました。TOKYO FM公式YouTubeで公開中の谷田社長の特別インタビュー動画のほか、各ワイド番組の公式Twitter(現・X)では、1DAYアンバサダーをつとめたJOYさんとタニタ社員さんによる、“ユニークな働き方”を紹介する動画もアップしています。こちらもぜひチェックしてください!

<番組概要>
「TOKYO FM タニタ1DAY」2023年7月24日(月)放送より

■「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜6:00~9:00)
■「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜9:00~11:00)
■「ALL-TIME BEST~LUNCH TIME POWER MUSIC」(毎週月曜~水曜11:30~13:00)
■「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」(毎週月曜~木曜13:00~15:00)
■「THE TRAD」(毎週月曜~木曜15:00~16:50)
■「Skyrocket Company」(毎週月曜~木曜17:00~20:00)

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