文教大学 Presents 誰かに話したくなる英会話。
このコーナーでは、文教大学・阿野幸一先生と一緒に、今日覚えて、すぐ誰かに話したくなっちゃう英会話を学んでいきます!

「英会話を続けるコツ」の第2回目です。
今回は、ちょっと工夫をした相づちの使い方についてです。
前回、よく使う英語の相づちとして、 “I see.” や “Really?” などを紹介しましたが、
いつもこのような同じ相づちばかりを繰り返していると、
「この人、本当に私の話を聞いてくれているのかな」と思われてしまうかもしれません。
そこで、相手の話す内容を「しっかり聞いている」ことを示すための方法として、
相手が言った言葉を繰り返すというものがあります。
例えば、話し相手が Oh, I’m hungry. と言ったとします。
そしたら、すかさず Hungry? とひと言、繰り返してみるのです。
これで「相手はお腹が空いている」というメッセージを受け取ったことを伝えることが出来ます。
続けて OK. Let’s have a snack. 「じゃあ、おやつにしよう」などと続ければ、
会話を深めて相手との関係を良好に保つことも出来ます。
そっけなく “I see.” とだけ言うよりも豊かな会話になります。
同様に “I’m going to Australia this summer.” と聞いたら、
“Australia?” と言ってみてはいかがでしょうか?
「オーストラリアだって?」とひと言繰り返すだけで、
相手も話を続けたい気持ちになってくれますよね。
英語では、一番伝えたい内容を表す単語は文の最後の方に来るため、
そのキーになる言葉を聞いて繰り返す、これで会話を楽しんでもらえればと思います。