アイナ・ジ・エンドがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! アイナLOCKS!」。8月15日(火)の放送では、「アイナ先生の幼少期を知りたい!」というリスナーのリクエストに応え、ハマっていたおもちゃや食べ物、ダンスのルーツ、音楽のルーツについて語りました。そのなかから、“ダンスのルーツ”についてのコメントを紹介します。
――アイナ・ジ・エンドのダンスのルーツは?
アイナ先生のダンスのルーツは……何だろうなぁ? と思ってね。ダンスは4歳からやってんねんけど、あんまりこうやって振り返ったことってなくて……なかなか難しかったんよね。これどうしようかなと思ったんやけど、ちょっと思い出しつつしゃべろうと思います。
アイナ先生のダンスのルーツは……『ジャズ』です。ジャズダンスっていうのを主にやってきました。今日は、何のジャンルを何歳から何歳までやってて、BiSHの振り付けはどこでエッセンスをもらってきたか? なんて話を少しだけしようかなと思ってます。
キッズダンスをやってた時期、TRFのSAMさんとか流行ってて……安室奈美恵さんとか。当時日本は、ダンスといえばTRFのダンスを真似するみたいな感じだったらしいんだよね。まあ、私も赤ちゃんだったから覚えてないんやけど。そのダンス教室で、飛んだり跳ねたりする踊りだけだよね。多分キッズだから。で、ちゃんとやり始めたのは、実は小学校4年生ぐらいからなんだよね。それまでは、ほんと遊び感覚かもなぁ。
――怒ってくれた先生の思い出
小4から中学2年生までは、なんと宝塚歌劇団の元男役の方に師事させていただきました。この先生に習えたこと、私は奇跡に近いと思っていますね。
私が初心者クラスから中級者クラスになったときに、できなくて笑っちゃったんですよ。そしたら、「アイちゃん、なんで笑ってんの? そんな子じゃないやろ?」って言われたんですよね。私は(本当は)号泣したくてたまらなかったんです。本当は悔しかったんですけど、悔しいって顔できなくて、ヘラヘラしてたんですよ。それ以降、そういうことやめようって、中学2年生で思いました。そこでターン……クルクルクルって回ることとか、バットマンっていう足を上げるダンスとかね、ジャズダンスの基礎を習います。
それと同時に、中学1年生からミュージカルスクールみたいな所に行ってました。そこでもジャズダンス……たまにタップダンスとか、たまにバレエとかやるんですけど。そこのダンスの先生もまた愛が深くて厳しい方でね。その方は、なんと「アイナLOCKS!」を聴いているらしいです! 恥ずかしいね~(笑)。大好きな先生でカウントの数え方が独特なんだけど、いまも1人でストレッチするときは思い出すな~。
――BiSHの振り付けにもエッセンスが
中学2年生からは、自分のダンスの師匠だと思っている方に出会います。そして習います。コンテンポラリーかな? ジャズベースのコンテンポラリーみたいな。本当に水の音だけでレッスンをされるような方で、私はそこで精神的にもモノゴッツイ強くしていただきましたね。あの期間がなかったら、人間になれてなかったんじゃないかなって思うぐらい、いっぱい鍛えてもらいました。それは、ダンスもですけど人間力もですね。とにかく感性っていうのは、多分この先生の授業で定められたんだろうなと思います。
BiSHの「My landscape」っていう曲の振り付けは、この先生にもらったエッセンスで生まれたようなもんですね。あとは「CAN WE STiLL BE??」っていうBiSHだとレアな曲があったんやけど、あの振り付けとかも割とそこのエッセンスかな……? とか。思い返すとたくさんあります。「FREEZE DRY THE PASTS」とかも。
“コンテンポラリーって自由なんだ”って。この先生に出会えてなかったら、BiSHの振りは生まれてなかったと思います!
ちょっと今日は熱弁してるな……大丈夫ですか?(笑)。
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8月15日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年8月23日(水)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/