スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。8月13日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた相談メッセージを紹介。江原が、さまざまなアドバイスをお届けしました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
50歳のときに、今の会社に事務担当(契約社員)として入りました。事務と言っても封筒に宛名ラベルを貼ったり、電話に出たりと簡単な仕事なのでお給料も安いのですが、毎日楽しく働いています。
ただ、初めての業種のため、何も知識がないのが不安で、社員の皆さんが持っている資格試験を少しずつ受けて知識を身につけることにしました。先日も、新卒の方が研修中の5月に受ける試験を、私も個人で申し込んで受験しました。
「新卒が研修中に受ける試験だから、たいしたことはなかろう」となめていたら、これがとにかく難しく、何ヵ月もテキストを繰り返し学習しました。何度も見ているページなのに、全然頭に入ってきません。集中力が続かず、すぐに眠くなってしまいます。ひーひー言いながら当日を迎え、できは散々でした。結果が出るのは来月です。
「あの新人さんたちは涼しい顔をして、こんな試験を毎年全員パスしているなんて……」と、若い人たちを心から尊敬しました。
江原さんは大人になってから音楽大学で学び、コンサートやオペラをするまでになられていますし、協子さんはビジネスだけでなくボランティア活動など、さまざまな分野で手腕を発揮されています。そこでおふたりに、大人の学びについてお聞きしたいです。学びをスタートするときの心構え、くじけそうになったことはありましたか? また、そんなときにどうやって自分を奮い立たせていたか、時間の有効活用法、脳の使い方……などについて教えていただけないでしょうか?
<江原からのアドバイス>
奥迫:私のことのようです。私もどんどん物覚えが悪くなっていって。
江原:私もそうですよ。
奥迫:ですよね。相談者さんの気持ち、分かりますよね。ただ、物覚えが悪くなっているとはいえ、楽しいことは覚えられるんですよね。私は学びのなかに楽しさを見つけ出す。もしくは楽しくてワクワクするような仕事を見つけると、スムーズにいきます。江原さんはどうですか?
江原:私も同じですね。最近、またオペラに出たのですが、やはり以前と比べて物事を覚えるために気を遣うところが違ってきました。絶対に気を付けることは、まず1つに睡眠。きちんと睡眠をとります。寝ないと集中力がなくなって、私もボーッとしてしまうことがあるんです。
オペラは演劇の部分もあるのですが、周りが若い方たちばかりなんですよ。私は最年長だったので“できなくて当たり前”を売りにして、“小さき者”の心づもりで臨んでいます。もちろん努力はしますが、舞台上でどこにはけるか分からなくなってしまったときは「ごめん! 徘徊しちゃって」と自分から言うようにしています。覚えるのに倍の時間がかかりましたよ。
奥迫:努力はする。そして、できないものは謙虚に周囲に頼って……ということですね。
江原:この年になったら物覚えも悪くなります。誰でも軽々できてしまうような魔法は持っていません。一緒になって、そうやって努力していきましょう!
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「あくまでも相手を愛する“大我の愛”は強いのです」
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8月13日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年8月21日(月) AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/