スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。8月13日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた相談メッセージを紹介。江原が、さまざまなアドバイスをお届けしました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
今回なかなか立ち直れない出来事があり、どう気持ちを持てば良いのかわからなくなっています。
介護施設(デイサービス)でパートをしています。なかなか職場になじめないながらも、「もう少し頑張ってみよう」と続けて3年が経ち、やっと少し楽しく働けるようになってきました。ご年配の方々とも、とても楽しい時間を過ごさせていただき、やりがいを感じていた矢先、私がケアしていた方が転倒して、骨折して入院されてしまいました。
施設内の狭い隙間を通る際につまずき、前に転倒してしまいました。私は後ろで見守っていたので手が出せませんでした。近くにいて少しでも手を出せていたら、骨折は免れていたかもしれません。お年寄りの骨折は本当に大変なことなので、罪悪感でつらいです。ここまでの罪悪感と後悔は初めてです。何かアドバイスをいただけたらうれしいです。
<江原からのアドバイス>
江原:相談者さんの気持ちはとてもよく分かるのですが、この罪悪感は誰の役に立つのでしょう? 罪を免れたい自分の心でしかないのではないでしょうか。一見、優しいようで「ああ、自分のことしか考えていない」と思ってしまいました。
起こってしまったことは仕方ありません。次に同じような事故が起きないように努力すればいいのです。狭い場所を通るときは「ごめんなさい、私が先に行くから」と声をかけてから通るなど、過去の経験を活かせばいい。
そして転んでおケガをなさった方に関しては、もう「少しでも早く治ってください。もう一度歩けるようになってください」と祈るだけです。可能であれば、お見舞いをするのもいいでしょう。それでいいのです。必要なのはこの経験をもとにして、「どうしたらもっと良くなるか?」「改善できるか?」を考えること。それと祈りです。
職場でも、何らかのミスをした人が「申し訳ありません! 申し訳ありません!」とずっと謝っている光景ってありますよね。でも、「謝っても誰も得しないから……」と思ってしまうようなことって、ありませんか?
奥迫:ありますね。謝るよりも、なぜ今回のミスが起こったのかの分析や、改善策は何なのかを考えるほうが、発展性がありますよね。
江原:そうです。「謝罪よりも改善させよう」ってことですよね。相談者さんの出来事に関しても、起こってしまったことは仕方ない。「こうやって少しでも改善します!」と言ったほうが、みんなが喜びますし、「ごめんなさい!」と言ったのなら、あとは祈るような気持ちでいることが大切です。
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「あくまでも相手を愛する“大我の愛”は強いのです」
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8月13日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年8月21日(月) AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/