サッカー日本代表として活躍中の吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也のチャレンジ&カバー」(毎週月~金曜14:55~15:00)。リスナーの切実なお悩みや質問に、世界の一線で戦ってきた経験や思考を基に、吉田麻也が90秒でアドバイスを送ります! 8月16日(水)の放送では、2014年のW杯ブラジル大会で、0-0の引き分けに終わった第2戦・ギリシャ戦を振り返りました。
今回の放送内容を、音声配信サービス「AuDee(オーディー)」でチェック!
吉田麻也
<リスナーからのメッセージ>
「9年前のW杯ブラジル大会第2戦のギリシャ戦で、麻也さんはパワープレイのために前線に上がりましたが、交代カードがもう1枚残っていました。そこで、麻也さんが監督の立場だとしたら、交代カードを切っていましたか?」
吉田:いやぁ、懐かしい話を持ってきましたね。(初戦の)コートジボワールに負けた次の戦いで、ギリシャ戦は必ず勝ちを取らなきゃいけないという状態でした。試合は、相手が1人退場して(人数的に)有利だったにもかかわらず、なかなか試合をうまく運ぶことができずにいて、(0-0のまま試合が進み)最後に僕がパワープレイを仕掛けて前線に上がったんですけど、(アルベルト・)ザッケローニ監督は、最後のカードを切らなかったんですよね。
僕だったら……その状況にもよると思いますけど、切りますね。ただ、それは今さら言ってもしょうがないし、(采配は)監督にしか分からないことだから何とも言えないですけど、(監督と選手の意見が違うことは)よくありますよ。
僕のポジションはセンターバックなので、負けているときに僕が交代することはほぼないですけど、(交代カードを)1枚残したまま試合が終わって負けてしまったら、やっぱり前線の選手は、変えてもらえなかったことにめちゃくちゃ怒りますからね。そういうことも含めて、カードを切るかな。
でも、この経験を経て、今は“自分が監督だったらどうすればいいんだろう?”“なんで監督はそう判断したのかな?”“自分たちだったらこうするかな?”というようなことを頭のなかで想像しながらプレイするようになりましたね。なので、いま振り返ってみれば、ブラジル大会のときは自分たちがまだまだ未熟だったなと思います。
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8月16日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年8月24日(木)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:吉田麻也のチャレンジ&カバー
放送日時:毎週月~金曜14:55~15:00
パーソナリティ:吉田麻也
番組Webサイト:https://audee.jp/program/show/100000347