山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」
(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。8月21日(月)の放送は、講談師の神田伯山(かんだ・はくざん)さんをゲストに迎え、お送りしました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、神田伯山さん
◆ラジオなのに“一張羅の着物”で登場!?
8月21日(月)~24日(木)のダレハナは、局の垣根を飛び越え各局のラジオパーソナリティの方々をお迎えする「ラジオフレンズウィーク」としてお届け。この日のゲストは、TBSラジオ「問わず語りの神田伯山」のパーソナリティ・神田伯山さんです。
ダレハナには3年ぶりの出演となる伯山さん。前回の出演は、この番組が始まったばかりとあって「あのときのれなちはあまり笑わなかったよね。ラジオでポーカーフェイスっていう新しいジャンルを開拓していた(笑)。でも、今はかなり笑うようになって、この3年ですごく変わったんじゃないかな。(表情も)柔らかくなって、すごく(こちらも)しゃべりやすい」と成長を実感します。
また今回、伯山さんはラジオ番組にも関わらず黒紋付の正装で登場。なぜかといえば、ダレハナでは毎回れなちがゲストと写真を撮り、それを番組SNSで紹介しているのですが、前回出演時の服装が、伯山さん的にかなりみすぼらしく感じたそうで、「番組(ダレハナ)に迷惑をかけないように、ラジオなのに一張羅の着物で来ました(笑)」と笑顔を見せます。
◆神田伯山がラジオをやり続ける理由
続いては、2017年から放送している「問わず語りの神田伯山」の話に。当番組の内容ついて、「ずっとスタッフと楽しくしゃべっていますね。ピクニック気分でお菓子を食べながら(笑)」と伯山さん。さらには、当番組は収録で、録り直しも何度もおこなっているそうで、「僕としては、もう仕事じゃないレベルになってきているかもしれない。(収録中でも)緊張感もなく、皮膚感覚で自分とともに普通にあるみたいな感じ」とも。
また、小学生の頃からラジオを聴いて育ってきた伯山さんが考える“すごいラジオパーソナリティの要素”の1つが、“昔のことを覚えている”こと。ダウンタウン・松本人志さんと幼馴染の放送作家・高須光聖さんによるトーク番組「放送室」(TOKYO FM)や、伊集院光さんの名を挙げ、「僕は全然(昔のことを)覚えていないんですけど、ラジオパーソナリティって、過去を振り返ったときに詳細に覚えている人が(ラジオ界で)生き残っている感じがする」と分析。
さらには、「その人の過去の出来事を(リスナーの)我々も、それを実際に見ていたかのようにしゃべってくれたときに“すごく面白いメディアだな”って思う」とラジオの魅力を語ります。
その一方で「ラジオは全然自由がない」とも。特に自身の番組では、攻めすぎた発言をした結果、オンエア1本分が丸々録り直しになってしまったことを明かすと、れなちから「それでも、ラジオをやり続けている理由は何ですか?」との質問が。
それに伯山さんは、「ぶっちゃけ、お金に関してはラジオよりも配信コンテンツをやったほうが遥かにいい。でも、自分が(ラジオを聴いて)育ってきたので、“上から受けた恩を下に返す”というと偉そうですけど“ラジオはどこまで踏み込んだ話ができるのか”みたいなことを(自分の番組で)試している感じがある」と語っていました。
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8月21日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年8月29日(火) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈