FM青森、FM山形、ふくしまFMをネットしてお送りする「COSMOみらいかぜ」。
より良い未来を目指してアクションされている方々に、お話を伺っていきます。
今回お話を伺ったのは、「森林セラピーアテンダント」の佐野礼子さんです。
全国有数の豪雪地帯として知られる小国町ですが
小国町には全国で初めての「森林セラピー基地」があります。
磐梯朝日国立公園内に位置する「ブナの森・温身平」です。
2006年に全国初の森林セラピー基地に認定されました。

森林セラピーとは、ハイキングや登山とは違い
五感を使って森を楽しみながら、癒し効果を活かして
心と体の健康維持を目指す体験のことを言います。
森に入って目に見えてくるもの、森の木々から感じる匂い。
巨木や葉っぱに触れたり、鳥の囀りや川の音を聴く。
最後は地元の味覚を楽しむことで、全身で森の癒し効果を感じることができます。
所要時間は約半日~1日。
歩き続けるわけではなく、途中で休憩を挟みながらゆっくりとした時間を過ごします。
佐野さんのおすすめは意外にも、雨の日。
マイナスイオンを肌で感じることができ、とても綺麗な樹幹流を見ることもできます。
日本は、国土の67%が森林という森林大国ですが、
その半分近くは、人工林。
そんななかで小国町の森は「天然林であるブナの占める面積が、市町村の中で日本一。」
「先人たちがブナの森の恵みを受けながら築いてきた生活や文化があります。
それを大切にしながら、森林セラピーを通して自分なりに何かできれば」と話す佐野さん。
新しい森の楽しみ方を発信していくことで
その一役を担えれば、と感じていらっしゃいます。
日々の疲れを癒しに、温見平までぜひ足を運んでみてください。

***
「
ブナの森・温身平」詳しくは こちら!