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1年で100回ほどのコンサートを行う神田さんは、年間通して各地を旅されています。
そのため、朝も旅先で迎える事が多く、
朝から宿泊先の周りを散歩して、自然を感じるようにしているのだとか。
国内外で活躍する神田さん。
最初にエレクトーンと出会ったのは、音楽教室に通いはじめた小学校の低学年の頃。
ただ、その当時は、クラシックが好きで
エレクトーンの演奏に関する勉強はされていませんでした。
しかし、神田さんが成人したころ、
現在のように進化を遂げたエレクトーンが登場しました。
「オーケストラの音楽に興味があって、指揮者にもなりたい。
でも、指揮者は演奏できない。演奏して、指揮もしたいという
両方のワガママを叶えられないかな、と思っている時に
エレクトーンに出会ったんです。これはやってみよう、と本格的に始めました。
ただ、プロになろうと思った記憶は無いんです。
なんとなく、周りの方から聞いてみたいと言われて、
小さなコンサートをやっていくうちに、知らないうちにプロになってました(笑)」
ここまでエレクトーンを極めてこられた理由について伺うと、
『”もっと聞いて欲しい』『もっと演奏を極めたい』『人の真似はしない』など、
自身の欲求を追い求めたことが、現在のような活躍につながった、とのこと。
神田さんは、全国各地で演奏をされており、
東日本大地震や阪神淡路大震災などの被災地にも足を運ばれて来ました。
「福島にも、神戸にも、この前は熊本にも伺いました。
災害の直後は、生活を立て直すことが大事ですから
音楽どころじゃないと思うんですが、少し落ち着いてくると
心の拠り所として音楽を、というタイミングで声かけていただけます。
そういう時は、エレクトーンを車に積んで、どこへでも向かいます。
音楽を求めて聴いてくださる、そういう皆さんの姿を見ていると、
自分ももっと元気に頑張らなきゃいけないと思いますし、
『音楽は我々に必要なんだ』とも改めて教えていただいてる気がします。
それに、ほんのわずかでも、自分が役にたっているというのは、
大きな自信を与えてくれます。」
来年は、演奏活動30周年を迎える神田さん。
引き続き、全国各地でコンサートをされています。
迫力ある演奏は、ぜひライブでご覧ください!
詳細は、神田さんの公式webサイトでご覧ください。
最後に、神田さんの『元気の源』について伺いました。
「くよくよしない、が1つ。
いつも完璧ってありえないですから、
コンサートが終わるたびに、結構落ち込みます。
朝になると、また頑張ろうと吹っ切れるようにしています。
あとは、甘いもの食べて、脳に酸素を送る!
ルマンド大好きで(笑)個包装だし、パリパリで歯応えもあって~
でも、食べすぎちゃうのが難点なんですけど(笑)」
2週にわたり、ありがとうございました!
M. V.ヴァヴィロフ:カッチーニのアヴェ・マリア / 神田将