TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。8月14日(月)のお客様は、早乙女太一さんと中村児太郎さん。ここでは、大衆演劇と歌舞伎の“立ち回り”の違いについて語り合いました。
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(左から)早乙女太一さん、中村児太郎さん
◆早乙女「手を抜くのがうまいから…」
中村:(太一くんって)公演中にめちゃくちゃ速い立ち回りを何回もするじゃないですか。歌舞伎って、速い立ち回りがあったとしても速さの限界がやっぱりあるんだけど、太一くんがやっている舞台って、めちゃくちゃ速いじゃない?
早乙女:そうかな?
中村:うん。だからいつも“よくそんなに速く動けるな”って感心する。それに、周り(の演者)も含めてケガとかはしないの?
早乙女:このあいだおこなった公演では誰もケガをしなかった。でも、やっぱりハードだから、(早乙女)友貴とかはたまにケガをしてしまうこともあるけど、俺はわりと手を抜くのがうまいから。
中村:それはきっと、幼少期からずっとやってきた経験ですよね。
早乙女:経験もそうだし、これに関しては性格もすごく関係あると思う。俺って、ずっと頑張れないんだよね(笑)。
中村:ハハハ(笑)。1日の演目でしっかりやるところは決めて、あとはうまく流している感じ?
早乙女:本当にそう。殺陣もそうで、スピードを速くしているわけじゃなくて、(魅せるポイントで)速く見えるように、逆にポイントの前の動作をゆっくりにしておくとか。
そうすると目の錯覚で速く見えたりもする。だから、全部のアクションを全力で動いているというわけじゃない。まぁ、それでもキツいと言えばキツいんだけど、手は相当抜いているほうだと思うよ。
中村:それでも、あのスピード感はスゴイと思う。
本日8月31日(木)のお客様は、常連客・日比野克彦さん×瀬戸康史さんがご来店。一体どんな話が飛び出すのか……!?
<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00