パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!
第53回ゲストは、京都宇治の茶商「中村藤吉本店」社長・中村省悟さん
170年の歴史を持つ 京都宇治の茶商「中村藤吉本店」その七代目である中村省悟さんの「生い立ち」や「家業との向き合い方」、「心と体の整え方」をお聞きしました。Q:本店に伺ったことがありますが、凄い素敵な建物でしたね。
A:大体、明治初期から大正時代に作られた建物で、古くから茶商といわれたお店やお家が多くて街としては古い。
Q:藤吉本店の七代目という事で、お店が江戸時代から続いている?
A:創業は江戸時代末期で、およそ170年続いていて、初代は20代ちょっとで創業した。
Q:省悟さんも新しい事にチャレンジしたり、既成概念にとらわれない方のように感じますが?
A:そう言われると、ある意味DNAを受け継いでいると最近感じる事はある。
間違いなく王道を歩んではいない、アウトローなんだろうとは思う。
Q:新しいチャレンジもされているんですよね?
A:大学2・3年生のころ2月の終わりごろに父親から「喫茶をやる」と言われた。
素人目に見ても3カ月で始めるのは無理があったのに次の日から昼夜問わずの突貫工事が始まった。
父親も破天荒で家系なのかもしれない、よく「守るものが・・」みたいな質問が来るけど守るのが苦手
守るものが自分を蝕んでくる感じがあって凄く嫌でどうやってそれを捨てるかを考える。
捨てる時は、慈しんで今までの色んなことを思い出しながらゴミ箱に捨てる
【京都宇治の茶商「中村藤吉本店」社長・中村省悟さんの自分と向き合って整う曲】
バイバイバイ / KAN
整うという事がなんなのか考えた時に、何もない無の状態の時、この曲の歌詞が思い浮かんだ。
寄り添ってくれる感じがある。
Q:心と体が整う、自分と向き合う時間は?
A:ベッドの上、自分の身だしなみの範疇に入っているけど
自分の寝ている周りは自分が思っている状態じゃないと嫌。
寝る前に本を読んでいますが、液晶の光がキツいのでE inkの電子ペーパーを使っている
Q:中村藤吉本店のこれから挑戦したい事は?
A:この秋に、2店舗ほぼ同時に開店します。
京都高島屋S.C.にT8という商業施設に10月17日にオープン予定!
もう一店舗は、東京・麻布台ヒルズの中にカフェではなく物販とTo Goのお店を11月24日にオープン予定
※その他、店舗や商品のご案内など詳しくは「中村藤吉本店HP」からどうぞ
【鈴木曜の放送後記】
守りに入っちゃうと弱くなる、慈しみながらゴミ箱に捨てるという所が心に残った
言葉も一つ一つ直球に刺さってくる部分があって、感慨深い読後感のあるトークだった。
トーク模様は、radikoタイムフリーやAuDee、
ポッドキャストで聴く事が出来ます。
そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや
「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。
採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ(非売品)、コンパクトミラー(非売品)
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。
どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。

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