第413回 入江聖奈さん①

今週からのゲストは、元女子アマチュアボクシング選手で、 東京オリンピック 金メダリストの 入江聖奈さん。

https://www.instagram.com/irie_sena/

1IMG_0111.jpg

入江聖奈さんは、2000年生まれ。鳥取県米子市の出身。

小学2年生からボクシングを始め、
高校時代、2017年、2018年に世界ユース選手権で銅メダルを獲得。

日本体育大学進学後、世界選手権日本代表に選出され、世界を舞台に活躍。

2021年の東京オリンピックでは、ボクシング女子フェザー級に日本代表として出場し、

オリンピックの女子ボクシング選手として、初めての金メダルを獲得されています。

「決勝戦のことは、あんまり覚えてなくて…

 気がついたら、着替えて表彰台に立っていた、という感じです。
 一種のゾーンだったのかもしれませんが、アドレナリンの出過ぎには注意ですね(笑)
 金メダルを取ってから、すごい褒め讃えてくださって、おお~ってなりました」

日本女子ボクシング界としても初でしたが、
初出場、そして鳥取県出身選手としても初の金メダルとなりました。

「東京オリンピックの1年間の延期は、私は当時若かったですし、
 1年間がプラスになりました。それが大きくて。
 本当に運が全てにおいて味方してくれていたなぁ、と感じました。
 ただ、オリンピックのプレッシャーが思っていたよりもしんどくて、
 東京オリンピック開催前に、もうパリの前に引退しよう、と思ってました(笑)

日本体育大学を卒業すると共に現役を引退され、東京農工大学大学院に進学。
現在は、カエルの研究をされています。

ちょっと遅咲き(?)の高校生の頃から、カエルが大好き!なのだそうで…

「高校の時、下校中にカエルとぶつかったんです!自転車乗っていたら!
 最初、紫陽花の葉っぱにぶつかったら、その葉っぱにいたんでしょうね。
 頬に葉っぱじゃ無い感覚があって、横見たら素敵なカエルがいて、
 目があって…それで一目惚れです(笑)
 緑でキレイな、シュレーゲルアオガエルでした!
 そのまま家まで連れて勝手、飼育して、今に至ります。」

現在は、『なぜ、ヒキガエルが都市環境で生きていけるのか』をテーマに研究中。

二日に1度は、夜行性のカエルを探す日々で
入江さんもすっかり夜型な生活になっている、とか!

「都内でも、ヒキガエルは見つけられます。
 大きさや重さを測ったりして逃したら、また次の個体を。
 あ、東京の一人暮らしの家にはいませんけど、
 鳥取の実家には、ジャイ子ちゃんというベルツノガエルを飼っています!
 母はカエルがダメなんですけど、父は愛してくれるようになりました(笑)」


来週も、まだまだ入江さんにお話伺います。
お楽しみに!


M.  プリキュア5、スマイル go go!  /  工藤真由