FM青森、FM山形、ふくしまFMをネットしてお送りする、「COSMOみらいかぜ」
より良い未来を目指してアクションされている方々に、お話を伺っていきます。
今回お話を伺ったのは、福島県南相馬市の小高区で
一昨年、「haccoba」という醸造所をオープンした
佐藤太亮さんです。
日本酒の製造技術にホップやフルーツを加えた「クラフトサケ」というものを製造しています。
基本的には日本酒の製造方法を使用した日本酒の新ジャンルとして、
ゼロからジャンルごと立ち上げました。
お米と麹とお水の減量に、フルーツやハーブを加え
一緒に発酵することでお米だけではない味わいのお酒です。
フレーバーのメインは、ビールのホップを加え
日本酒とビールの間の味わいを感じることができます。
アルコール度数は10~13度ほど。
お米や、副原料のホップは自分達の拠点の近くで生産されているものを使うようにしています。
酒蔵をどこかでやりたいという思いがあった佐藤さん。
そのタイミングで小高で街づくりをされている方と出逢います。
まちづくりの考え方に共感し、一緒に街づくりをしていく過程で
酒蔵にも何か果たせる役割があるのでは?と思い立ったことがきっかけ。
微生物の営みで生まれる酒造りが楽しいことは前提に
地元の方や県外から来たお客さんたちが、お酒を通して輪が広がる姿を見れることが
やりがいにつながるといいます。
「震災以降、福島に足を運んでいない人は街への記憶が止まってしまっていると思う。
きっかけは何にしろ、意外と街は日常を取り戻している姿を見てもらうきっかけにお酒がなればいいなと思います。」そう話す佐藤さん。
今年は新たに醸造所が増えます。
1つは隣の浪江町に7月に完成し、秋から酒造りが始まります。
もう1つは、無人駅になったJR小高駅の駅舎内に
醸造所を作るプロジェクトが進んでいます。
街の入り口から自由に酒造りを楽しんでいる街だと伝えていきたいと話します。
ぜひ一度、味わってみてはいかがでしょうか。

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「haccoba -Craft Sake Brewery-」
福島県南相馬市小高区田町2丁目50−6
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