パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!
第56回ゲストは、苔研究家 / 苔むすび代表・園田純寛さん
いま静かなブームとなっている「苔」を研究している園田さん、苔の魅力や、自身が代表を務める会社「苔むすび」のことさらに「心と体の整え方」について、伺います。Q:苔研究家という同業者は?
A:苔研究者はいるけど、研究家はいない。
苔と向き合う時間が人と向き合っている時間より長い、苔自体が落ち着いた空間を作り出していると感じる。
映画『もののけ姫』のシシ神の森の背景があまりにも印象的で苔に興味を持ったきっかけ。
道端の苔も這いつくばって霧吹きで水を吹いて潤すときれいになる、種類によって1時間でじんわりと元に戻ったり、
ビデオの早回しのように元に戻ったりして、道端を歩くのが楽しくなる。
Q:そこからずっと苔の研究を?
A:大学では苔の研究を少しして、普通の企業に就職してその時は苔は趣味だった。
Q:鎌倉にある「
苔むすび」というショップではどのような活動を?
A:メインは苔を中心にしたミニチュアを作って楽しむ「苔テラリウム」の販売やワークショップ。
作りながら癒されます。
【苔研究家/苔むすび代表・園田純寛さんの自分と向き合って整う曲】
環 / 高木正勝
朝ドラ「おかえりモネ」からの一曲です。
外に出て風を感じたり木々を見ていたりすると自然と頭の中で流れていて
知らないうちに整えられている気がする。
Q:心と体が整う、自分と向き合う時間は?
A:苔で言うと、苔テラリウムは塊をバラバラにしてピンセットで土にさして再構成するという工程なので
刺していく作業はすごく癒されて心地いい。
写経のように無心で苔を再構成する。
Q:これから挑戦したい事は?
A:苔を生産する人が必要で、ちゃんとしたものを生産できる人が少ない、
そして使う側もどうしたら長期維持できるのかノウハウを知らない、バラにバラになっている状態を整えていきたい。
苔=日本庭園 というイメージを海外の方は持っていて日本文化だと思うから広げていきたい。
【鈴木曜の放送後記】
普段何気なく生えていると思っていた、よくよく考えたら本当に風情のある風景に存在感があった!
今までにない気付きがあった!苔への情熱が凄かった!
トーク模様は、radikoタイムフリーやAuDee、
ポッドキャストで聴く事が出来ます。
そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや
「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。
採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ(非売品)、コンパクトミラー(非売品)
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。
どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。

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